渡邉美穂×冨田菜々風、初共演でも息ぴったり「一瞬で仲良くなりました」「あふれるきらめきがみんなにも伝染」<ラブライブ!>

ドラマフィル「ラブライブ!スクールアイドルミュージカル the DRAMA」に出演する(上から)渡邉美穂、冨田菜々風にインタビューを実施した

「みんなで叶える物語」をテーマに、女子高校生が学校で活動するアイドル“スクールアイドル”を通して夢をかなえていく姿を描く「ラブライブ!シリーズ」初の実写ドラマ「ラブライブ!スクールアイドルミュージカル the DRAMA」(毎週木曜深夜1:29-1:59ほか、MBSほか)が11月21日(木)よりスタートする。

「ラブライブ!シリーズ」初の実写ドラマ化


「ラブライブ!シリーズ」は、2010年よりプロジェクトがスタートし、「ラブライブ!」「ラブライブ!サンシャイン!!」「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」「ラブライブ!スーパースター!!」といった新たな作品を次々と展開。メンバーのストーリーを描いたTVアニメの放送や、メンバーを担当するキャストによるライブイベントの開催など、多岐にわたる活動に取り組んでいる。

そして、2022年より上演されている完全オリジナルストーリーの新作ミュージカル「スクールアイドルミュージカル」は、好評による追加公演を重ね、2025年にも上演が決定。その評価を受けて、同ミュージカルをベースにした実写ドラマ化が決定した。

このたび、ザテレビジョンでは、同ドラマでW主演を務める渡邉美穂冨田菜々風にインタビューを実施。作品の魅力や撮影裏話、互いの印象などを聞いた。

「あふれるきらめきがみんなにも伝染していました」


渡邉:まさかドラマ化されるなんて想像もしていなかったので、ただただびっくりしました。

冨田:私もすごくびっくりしました。普段はグループ(≠ME)で活動しているのですが、その環境とはまた違った皆さんとの出会いにワクワクでいっぱいでした。

――舞台は兵庫と大阪に位置する2つの伝統校。対立する椿咲花女子高等学校と滝桜女学院高等学校それぞれの理事長の娘である、椿ルリカ(渡邉)と滝沢アンズ(冨田)がアイドル活動を通じて出会うことで、彼女たちを取り巻く小さな世界に、大きな変化が生まれていく。

渡邉:ルリカちゃんが「アイドルをやってみたい」というその一心で、周りの人たちに「一緒にやろうよ」と声を掛ける姿を見て、彼女の一生懸命さや真っすぐさが、すごく胸に刺さりました。

冨田:みんなが一生懸命目標に向かって試行錯誤して、さまざまな感情と向き合って変わっていく姿に私もすごく心を動かされたので、このお話はきっとたくさんの方に響く作品になると思いました。

――明るく素直で自然と周りに人が集まるルリカと、そんなルリカが憧れる、責任感と正義感の強いアンズ。役との共通点を聞くと、冨田は自分のことよりも先に「全部です全部!」と、渡邉をたたえる。

渡邉:本当に?(笑)でも、私も陽気な人だと自分でも思うくらいには明るいので、ルリカちゃんと通ずる部分があるなと感じていました。あと、やりたいと思ったことに対してはすぐ行動するタイプなので、そういう部分は一緒かもしれません。

冨田:アンズちゃんには、グループ活動をしている自分と近しい部分をたくさん感じています。私自身も、自分よりもみんなのために頑張りたいという思いがすごく強いので、とても共感できました。

――初共演となる2人は、互いの印象をこう語る。

渡邉:ダンスも上手で圧倒的なオーラを放っていて、最初は正直畏れ多いと思っていたんです。でも、いざ話してみたらすごく明るくて、誰にでも分け隔てなく接してくださるすてきな方だったので、一瞬で仲良くなりました。

冨田:練習が始まった途端に、もういきなり大笑いしちゃって(笑)。とにかく周りを笑顔にしてくれる、すごくすてきな方だと思います。撮影が始まる直前まで変顔をしていたり(笑)。

渡邉:それはいいことなの?(笑)

冨田:いいこといいこと!(笑)私はすごく緊張しちゃうので、そうやってほぐしてくれたり無意識のうちに助けてくれたりして、本当にルリカちゃんそのものだなと感じていました。一緒に時間を過ごす中で、ルリカちゃんのようなあふれるきらめきを感じて、それがみんなにも伝染していました。

渡邉:うれしい。ありがたいです。

冨田:この作品を通して、私自身がすごくすてきな仲間、気持ちに出会うことができたので、見てくださる皆さんにとっても、この作品がすてきな出会いのきっかけになったらうれしいです。

※「月刊ザテレビジョン」2024年12月号より


■撮影=玉井美世子