スポーツカメラマンのアシスタントに応募するものの採用されず、「もっと被写体と向き合うんだ、逃げるな」という言葉をベンチに座りながら振り返っていた海里。その後ろでブレーキ音がして自転車ごと転んだのが大葉だった。
市長直轄の部署に所属する大葉は、自転車で視察することになった市長に同行するため、自主練をしていたのだった。
ヨロヨロ状態の大葉を見かねて、自転車の荷台を持ち、アドバイスをしながら後をついていく海里。よきところで手を離すと、大葉は無事に1人で自転車を進ませることができ、大喜びした。
大葉を演じる小関がインタビューで、第6話の見どころだと明かしていたシーン。「MVになるんじゃないかなというくらいキャッチ―で面白く仕上がっているはず」と言っていたとおり、緑豊かな公園で一生懸命自転車の練習をし、それに付き合うという姿はさわやかであり、かわいらしかった。
SNSにも「予告からかわいい予感だったけど想像以上だった」「W裕太がかわいすぎ」「31歳で自転車乗れるようになった大葉さんかわいすぎるって」「海里と大葉さんの自転車のシーン 可愛すぎてほっこりした」「癒された」といった声が続々と寄せられた。
同い年であることが分かった2人。子どものころ、バスケットボールの日本代表になる夢を持っていたが、他に上手な人がいっぱいいることに気づいて勉強を頑張ることにし、現職に就いた大葉。ボクサーを辞めて、紹介されるままに始めた写真の仕事だが、魅了されていった海里。
「挫折したからこそ今があるって思うと、不思議だよね」という大葉の言葉は海里に響き、また見ているこちらも共感できるものだった。物語では、ほこ美と海里が正式に付き合う展開となったが、大葉にも幸せが訪れてほしいと願う。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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