大ブレイク中の福留光帆、叶ったら芸能界を止めてもいい唯一の夢を告白「3年後には実現したい」

2024/11/26 19:00 配信

アイドル 芸能一般 インタビュー

福留光帆撮影=鈴木康道

テレビプロデューサーの佐久間宣行によって発掘され、現在大ブレイク中のタレント、福留光帆。センスのある大喜利力、20歳らしからぬボートレースエピソード、フリートークの強さが評判を呼び、テレビ、ネット、ラジオと数々の番組への出演ラッシュが続いている。元AKB48だが、グループでは空気だったという彼女。卒業後の全く仕事がないニートからの大逆転となった今年について、今の正直な気持ちを赤裸々に語ってくれた。

記憶が塗り替えられるほど濃かった2024年


――「佐久間宣行のNOBROCK TV」への出演以来、大活躍の年となりました。振り返ってみていかがでしょうか。

すごくすごく、ありがたい年にしてもらえたというのを本当に実感しています。生意気なことを言っちゃいますが、今どこに行ってもAKB48時代のこと、ニート時代のことばかりを聞かれるんですよね。それは仕方ないなと思いつつ、せっかくなので今日は今年のことをたくさん話したいです。

ちょうど別の取材で過去の厳しかったときのことを振り返ってきたばかりで、そこで気づいたんですよ。今年の時間が濃すぎて、それ以前のことをどんどん忘れていっているなって。記憶がそんなに変わっていくくらい、本当に今年は濃かったんだと思います。

ちょっとキモいこと言っちゃっていいですか? エッセイのお仕事で書いたんですけど、学生時代のことって、たまに思い出して戻りたくなるじゃないですか。そういう感じで私、20歳の夏を一生想うだろうなって。キモい詩人です(笑)。

――「クイック・ジャパン ウェブ」での連載エッセイですね。そういう仕事もあり、売れて嬉しかったことに何がありますか?

お仕事がたくさんあるというのがもう嬉しいんですけど、売れて嬉しかったこととなると、はっきり見つからないんですよね。AKB 48を卒業して改めて芸能事務所に所属しましたけど、そのときにも芸能界で売れたいっていうガツガツした気持ちは全く湧かなくて。芸能界に残ったのは、ほとんどボートレースのお仕事をしたいがためでした。多分、アイドルで売れなかったからこそ、野心が芽生えるような心にならなかったんだと思います。

福留光帆撮影=鈴木康道


バラエティートップ番組で痛感した周りとの差


――「NOBROCK TV」をきっかけに「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系)、「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(テレビ朝日系)、「ヒルナンデス!」(日本テレビ系)などバラエティートップ番組への出演ラッシュとなりました。出られてみての感想はどうですか?

YouTubeの番組から一足飛びだったせいで、「踊る!さんま御殿!!」に出ときはそのテンションのままでトークをしてしまい、ゆきりん(柏木由紀)さんに失礼だとか、けっこうお茶の間に怒られてしまいました。別に万人に好かれようとは思っていないですけど、YouTubeとテレビだと観ている層が全然違うので、TPOをわきまえて、今は観た人が不快にならないようにと心がけています。

――そうした番組の中で学んだことはありますか?

周りはもうバラエティーの第一線で活躍されている芸人さん、タレントさんじゃないですか。私は佐久間さんにちやほやされて、それで番組に呼んでいただいただけなので、本当にぬるま湯に浸かっていたんだなって思いました。佐久間さんがいかに私がやりやすいようにしてくれていたかも分かったし、周りとの差を痛感してばかりです。

トークの展開なんか中身が面白いのは当然だし、しゃべり始めからオチまでの流れが完璧だし。私なんかが言ってもっていう感じですけど、上には上がいるんだって思い知りました。

――共演者で特に印象に残っている方は誰になりますか?

やっぱりゆきりんさん、重盛さと美さんは同じ女性タレントという目線で見てもすごいです。こんな環境下で結果を出し続けてきたんだって、自分が同じところに立ってそのすごさがようやく分かりました。芸人さんは芸人さんで、ホントにみんなすごいです。吉村崇さんも、ラランドのニシダさんも。天才ですよ。

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