――ブレイクのきっかけとなった大喜利とボートレース。この2つは来年どうしたいですか?
大喜利はだいぶ毛嫌いして、大喜利病みしましたね。ハードル上げられすぎて、ホント、しんどかったです。でも、一時期の拒絶反応はだいぶ薄れてきた気はします。やりたいかと言われたら別ですけど、大喜利という単語を出された瞬間に不機嫌になる、みたいなことはもうないかな。どうかなあ(笑)。
ボートレースのお仕事は来年も引き続き、もっともっと個人的にも楽しみたいです。私、唯一の夢があって、GⅠ尼崎センプルカップのイメージキャラクターになることなんですよ。その夢を叶えるまでは絶対頑張ります。叶えたらもう止めます。
――ボートレースを?
ボートレースは一生止めません。このお仕事を止めて、芸能界を引退します。
――引退宣言、早すぎませんか?
私の唯一の夢なので、叶ったら多分、抜け殻になっちゃいます。3年後には実現させたいので、それまでに新しい夢が見つかっていれば残っているかもしれないですね(笑)。
――初めて尽くしだった中、来年に挑戦したいことはありますか?
お芝居やりたいですね。舞台も映像も入口みたいな経験しかなくて、好奇心がすごくあります。あとはやっぱりラジオ。10月からラジオを2本やらせていただいていて、それがすごく楽しいんです。この場所は守り続けたいし、ラジオのお仕事はもっと広げたいなと思います。
――人生大逆転と言ってもいい、今の福留さんです。同じように人生のチャンスをつかもうとしている方々に、どんなことを伝えたいですか。
私の場合は周りの人に恵まれただけ。全部人のおかげなんですよね。だとすると、自分を大事にしてくれる人を大事にするといいと思います。私にとっては拾ってくれたマネジャーさん、見つけてくれた佐久間さん。そこから広がった人間関係。やっぱりターニングポイントになるのは人との出会い。それが一番大切で、普段の挨拶とか、感謝とか、そういうことを疎かにしなければチャンスは巡ってくると思うし、そのときには絶対誰かが助けてくれると思いますよ。
◆取材・文=鈴木康道
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)