日向坂46小西夏菜実、監督も絶賛の“顔芸”披露「コメディエンヌなところを伸ばしていきたい」

日向坂46の四期生11人全員が出演する映画「ゼンブ・オブ・トーキョー」の大ヒット御礼舞台あいさつが11月15日に都内で開催され、石塚瑶季、小西夏菜実、清水理央、正源司陽子、竹内希来里、平尾帆夏、平岡海月、藤嶌果歩、宮地すみれ、山下葉留花、渡辺莉奈が登場。小西がリクエストに応えて“顔芸”を披露する場面があった。

小西、顔芸リクエストに「余裕マンです」

同作は四期生が“クセつよ女子高校生”に扮(ふん)して、修学旅行で訪れた東京でドラマを起こしていく青春ストーリー。「658km、陽子の旅」が第25回上海国際映画祭のコンペティション部門において、最優秀作品賞を含む最多3冠に輝いた熊切和嘉氏が監督を務め、10月25日より全国で公開されている。

MCから「初めて見せる表情が多かったと思いますが…」と撮影の思い出を聞かれた小西は、「そうなんですかね？」とクールにとぼけてみせる。劇中ではクールビューティー風の高校生・桝谷綾乃を演じた小西だが「普段からバラエティーでも顔芸をやらせていただいていて…」と話したところで客席からも「顔芸」のリクエストが飛び出し、「余裕マンです」と持ちネタの顔芸を披露。

「監督からも『顔芸が光ってたね』と言ってくださったりと優しい言葉を頂いて、顔芸をもっと磨いていこうと思います」とコミカルな役柄に自信を見せ、「コメディエンヌなところを褒めていただいたので、そこを伸ばしていきたいです。ぜひまたやらせてください」と意気込んだ。

清水は、完成した映像を初めて見た時1人大泣きしたという。「最初に(主題歌の)『急行券とリズム』が流れるじゃないですか。そこでもう、ウルウルしちゃって。陽子のナレーションが始まるところでグッときちゃって、いち涙ですね。早いですか？(笑)」と明かす。「私たちが海で遊んでるシーンでもいち涙で、最後にも『泣いておこうかな』と感動しつつ、泣いてしまいました」と、泣いたポイントで一同の笑いを誘った。

ヒット祈願で初めての鏡開きも！

このイベントの中で、四期生はヒット祈願で初めての鏡開きも行った。取材陣向けにポーズを取っているところで、山下が「声援ください！」と客席のファンにアピールすれば、膝を曲げてポーズを取っている前列のメンバーに「頑張れー！」と次々に歓声が飛んだ。

最後に正源司が「『ゼンブ・オブ・トーキョー』を通じて、皆さんと一緒に青春の1ページを作れたらすごくうれしいなと思っていたので、私のトークだったり、いろんなところで『楽しかった』とお聞きできているので、すごくうれしいです。これからも皆さんの人生にとってすごくいい映画だったと思っていただけるようにこれからも頑張ります」と公開から見てくれたファンに感謝の気持ちを伝え、イベントを締めくくった。

◆取材・文=大宮高史