「紅一点」というポジションの中で輝きを放つ人は、いつの時代もかっこよく、女性たちのあこがれの的となる。FODで配信中のドラマ「ストロベリーナイト」は男性ばかりの職場で勤務するノンキャリアの成り上がり系女性刑事・姫川玲子(竹内結子)がクセ者ぞろいの刑事たちと共に悪戦苦闘しながら残忍な事件の数々を解決していく物語。2012年1月に放送された連続ドラマ版の第1・2話を紹介する。(以下、ネタバレが含まれます)
「ストロベリーナイト」は小説家・誉田哲也の人気ミステリー「姫川玲子シリーズ」をドラマ化。2010年放送のスペシャルドラマでは、ビニールシートに包まれた男の惨殺死体が発見された事件に、警視庁捜査一課殺人犯捜査係、唯一の女性班長である姫川警部補らが挑んだ。姫川が部下の巡査の死を乗り越え、黒幕がエリートのキャリア刑事だったという事実にたどりつくまでを描き、スピーディーでスリリングな展開が人気となった作品。今回FODでは、連続ドラマ版の第1話が12月7日(土)まで無料公開されているほか、全話を順次無料配信している。
第1話、副題は「シンメトリー」。100人を超える死傷者を出した、10年前の列車転覆事故。引き起こしたのは、踏切内に進入した飲酒運転の車だった。ある日、列車事故と同じ場所で飲酒運転をしていた男がれき死する。死体は、左右対称に真っ二つになっていた。玲子は「被害者と遺族の会」会長の娘・実春が車両につぶされる直前、必死で実春を助けようとした徳山(滝藤賢一)という駅員がいたことを知り、調べ始める。
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