高橋文哉「僕にしか作れないものを」ヒロイン・今田美桜&夫役・北村匠海が学生時代に出会う人々・出演者発表<あんぱん>

2024/11/18 14:02 配信

ドラマ 速報

「あんぱん」の物語


昭和のはじめ頃、高知の町中をものすごい勢いで走る少女がいた。その少女は“ハチキンおのぶ”こと、朝田のぶ。一方、幼い頃に父を病気で亡くした柳井嵩は、叔父の家に引き取られ、そこでのぶと出会う。2人を結びつけたのは、一個のあんぱんだった。

戦争の足音が近づく頃、女学校に通っていたのぶは周りと同様に、妄信的な軍国少女となった。やがて戦争が始まり、嵩は出征。嵩は弟・千尋を戦争で亡くし、のぶも最愛の人を亡くしてしまう。

女学校を卒業し、のぶは戦争で全ての価値観が変わり、「何が正しいかは自分で見極めなければならない」と新聞社に女性初の記者として就職。戦後、クズ拾いの仕事を辞めた嵩がその新聞社に入社してきて、2人は同じ雑誌の担当に。嵩は東京で漫画家を目指したい気持ちがありつつも、生活していけるか不安だった。のぶはそんな嵩に「あなたも後から来なさいよ。先に東京に行って待ってるわ」と告げ、新聞社を辞め上京する。

のぶを追いかけ上京した嵩と、六畳一間のオンボロアパートでの生活がスタート。お風呂はなく、トイレは共同。トイレの天井には穴があき、雨の日は傘をさして入らなければいけないが、晴れた夜には星が見える。そんな暮らしをおもしろがり、「どんな環境でも楽しめるこの人と一緒にいたい」と2人は結婚する。「手のひらを太陽に」「アンパンマン」が世に出るのは、まだまだ先のことだった。

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