山門が自身の想い人でもある田中に公開プロポーズをしたことで寝込んだ村井。友人の体調を心配して平井・桐山・福永・西藤姉妹はお見舞いで村井宅を訪れた。
友人たちが揃っているということもあって、改めて“なぜ村井が田中を好きなのか”という疑問が全員の頭をよぎる。
村井の父によると村井が10歳の頃、ベースを持って帰宅してきたという。そこから少年・村井は(高校の時に田中が推していた)ベーシストのTenTenのような男を目指すようになったのだと。
そのことを聞いた平井と桐山は噂のベースが飾ってある神棚へ向かい、ベースのヘッドの裏を確認。裏には「TANAKA AYANO」の文字が記されてあった。「鉄子歴長すぎるだろ村井」という平井の台詞もあり、村井が10歳の頃から田中を想っていることが友人たちにも知れ渡った瞬間だった。
公開プロポーズをされてしまった田中は山門と今後について話し合う。だが、山門もさすが元既婚者。女性の扱いに慣れているからか、田中のツボをことごとく抑え、胸キュンさせている。
山門のことを考えすぎて知恵熱を出した田中の看病をしたり、村井に嫉妬していることや田中に魅力があることをストレートに伝えたりする姿は視聴者をもドキドキとさせた。
そして、終盤では第1話のナレーションにもあったフランス作家のモーリス・ブデルの言葉「恋というものは心から心に至る最も短い道である」が、今話にて高校生の田中が村井に教えた言葉として登場し、伏線が回収される形となっている。。
なお、SNSでは「1話冒頭のフランスの方の言葉、11話で回収されてぐわァァァァ!ってなってます」「とうとう明かされた、田中先生、もとい彩乃さんと村井くんの過去」と盛り上がりをみせていた。
※天崎滉平の“崎”は、正しくは「タツサキ」。
◆文/笹本千尋
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