チョ・ウジン&チ・チャンウクW主演の韓国ドラマ「江南(カンナム)Bサイド」でアンニュイな魅力を放つクラブ嬢キム・ジェヒ。演じるキム・ヒョンソは、韓国のチャートを総なめにする人気アーティスト“BIBI”の顔も持つ。俳優としての出演作はまだ少ないながら、強烈な存在感でチャンウクやソン・ジュンギなどスター俳優たちに一目置かれるキム・ヒョンソのキャリアを振り返る。
「江南Bサイド」は、ウジン演じるドンウ、チャンウク演じるギルホらが江南で失踪した“クラブのエース”を追うノンストップ・サスペンス。ドンウ、ギルホらがその行方を追うことになるのが、ヒョンソ演じるジェヒだ。パク・ヌリ監督が「ジェヒにピッタリ。ヒョンソさんをイメージしながら脚本を書いたくらいです」とまで惚れ込み、主演のウジン&チャンウクよりも先にキャスティングしたという。
さらにヒョンソは、同じく韓国で放送&日本でも同日配信中のドラマ「熱血司祭2」にも、主人公の司祭キム・ヘイル(キム・ナムギル)に協力するけんかっ早い女性刑事ク・ジャヨン役で出演中。こちらでも、新たな一面を見せている。
だが、“シンガーソングライターのBIBI”と言ったほうがもっと通りがいいかもしれない。2022年にリリースした1stフルアルバム『Lowlife Princess-Noir』のタイトル曲「BIBI Vengeance」は2種類のオフィシャルMV合計で1億3000万回視聴を突破。ずば抜けた歌唱力とダークな世界観が魅力のアーティストだ。
15歳の時、“中二病のせいで”ヒップホップ音楽に興味を持ち、ラップを書いたり曲を作ったりし始めたというヒョンソ。ジェネイ・アイコやケラーニを聴きまくり、高校生の時に音声ファイル共有サービスSoundCloudに自作曲の投稿をスタート。20歳になった2018年に音楽サバイバル番組「THE FAN」で準優勝し、2019年に1stシングル「BINU(石鹸)」でデビューした。
アメリカのメディアプラットフォーム・88risingと組んで発売したシングル「The Weekend」がアメリカの音楽市場でも注目を集めたほか、スイートな歌声と退廃的な世界観のギャップが10代、20代の若者を魅了。IVEのREIなどK-POPの若手アーティストの中にもファンが多い。
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