保護された真澄は「Qros」のCMに出演したために誹謗中傷にさらされ、ストレスで疲弊していることを打ち明ける。
真澄は全ての真相を話すと、園田が持っていたメモリースティックを栗山に渡す。栗山が中を見ようとするが上手くいかずにいると、退いて退いてと志穂がパソコンの前に座り「私これでも元SEなんで」と言ってキーを叩き始める。
園田は暗号化していたが志穂は解くことができ、中に入っていた「キュロス」というタイトルのファイルを開くと無数の写真が入っていた。真澄を隠し撮りしている写真もあり、真澄は動揺してお茶の入っているコップを落としてしまう。その怯える姿を見て、栗山の脳裏に過去のリナの姿が過ぎる。栗山が「園田がこれだけの情報を持ってるってことは…」と渋い顔をすると、志穂が「真澄さんの根も葉もない情報を流したのはこいつだね」という。栗山は「骨の髄までクズだな」と言うのだった。
ついに「Qrosの女」の正体が真澄だと明かされたが、真澄は誹謗中傷に追い詰められた純朴な女性であり、おびえる様子に胸が痛んだ。
◆構成・文=牧島史佳
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