「五十嵐夫妻は偽装他人」、原作のタイトルを知ったとき、とても驚きました。偽装他人?しかも別居中?え?えぇ?と、一瞬で惹かれました。
そして読み進めていくうちに、いつのまにか真尋に寄り添い、だけど周りの登場人物にも感情移入してしまう。恋愛や結婚というテーマの中に、それぞれのキャラクターの人生や思いが垣間見える今作は、「道は前だけじゃない、後進してもいいじゃない」と、たくさんの方に寄り添えるのではないかと思います。ご期待ください!
夫婦でありながら他人を偽装するという斬新な設定でありつつも、中身は王道なラブコメ要素もある作品だなと思いました。
“もだもだ”というのがキーワードとのことで、はじめは聞きなじみがなかったのですが、五十嵐夫妻を見ていると段々「もだもだしやがって」という感想を持つようになりました。
ちょっとした言い方の違いや伝える順番で夫婦げんかというのは起こりがちなイメージです。撮影では、現場でのセッションを大事にしていきたいと思います。