番組名の「ダグアウト」は、試合中に監督や選手が待機するベンチのことを意味する。身内しかいない場所で話すようなコアな話を…という主旨なのだが、同番組の“ゲスト再来率”を考えるとぴったりな名前かもしれない。
今回のゲストである山本と武田も2回目の登場だが、そのほかにも準レギュラーと呼べるほど登場回数の多い選手もいる。キャラクターに差はあれど、特段ものすごくトークが上手い人ばかりが呼ばれるわけでもない。リラックスして話せる同番組に愛着を持って、再出演を承諾する選手が多いのだろう。
回しが上手いMC陣の尽力もあるが、プロ野球選手の話を引き出すにはやはり「さあどうぞしゃべって!」という空気感より「身内しかいない」という安心感が重要なのかもしれない。今後もゲストがリラックスできる空気を維持しつつ、貴重な昔話を掘り起こしていってほしい。
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