上川隆也、初のフジテレビ制作連続ドラマ主演で鮮やかに謎を解く探偵に「(演じる)犬頭の天衣無縫な振る舞いに大きな魅力を感じました」

2025年1月15日スタートの水10ドラマ「問題物件」(毎週水曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)にて、上川隆也がフジテレビ制作連続ドラマで初主演を務めることが決定した。

不可思議な事件に隠された謎を解き明かすミステリードラマ

本作は、自殺、ポルターガイスト、失踪、ゴミ屋敷など、さまざまな不動産物件で起こる奇々怪々な事件の謎を、頭が切れて腕っ節が強く、人間離れした破天荒さを持つヒーローとお人よしのヒロインが鮮やかに解決していく不動産ミステリー。

原作は、「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」の脚本などを手がける作家・大倉崇裕氏の「問題物件」「天使の棲む部屋」。プロデューサーはドラマ「福家警部補の挨拶」「警視庁いきもの係」で大倉氏とタッグを組んだ貸川聡子氏が務める。脚本は松田裕子氏が担当し、演出は現在放送中のドラマ「スノードロップの初恋」などを手がける紙谷楓氏らが担当する。

身近な存在である“家”を舞台に、人並み外れた記憶力と天才的な推理力を持つ謎の男が、不可思議な事件に隠された謎を鮮やかに解き明かしていくミステリードラマとなっている。

上川隆也が過剰なまでに犬に肩入れする謎の男を演じる

上川が演じるのは、黒づくめの服に黄色のジャケットを羽織った独特な雰囲気を持つ謎の男・犬頭光太郎(いぬがしら・こうたろう)。不動産会社に勤務するOLで、心霊物件など不可思議な現象に関するクレームを扱う部署に勤務する若宮恵美子(わかみや・えみこ)の前に風のように現れては雷のように事件を解決し、風のように消えていくが、その正体は不明。

うさんくさい見た目と雰囲気を醸し出しているが、抜群に頭が切れ、人並み外れた記憶力と天才的な推理力を生かして、物件に隠された謎を見事に解決していく。心霊現象などはまるで信じておらず、どんなことが起きても動じず、面白がってしまう。その一方で、気が短く、すぐに手や足が出てしまう一面も。

「吾輩は犬である」などと冗談めかし、ミステリアスなそぶりを見せる犬頭を、恵美子は「犬の化身なのではないか」と勘繰る。