第1回の配信「Ep.01 / Prologue - What's No No Girls-」で3次審査に進む30人が発表された。3次審査では2泊3日の合宿を開催し、ちゃんみながガールズの指導に直接あたる。今後は、2025年1月11日に神奈川県のKアリーナ横浜にて最終審査「No No Girls THE FINAL」が開催されることもすでに決まっている。
そんな同番組の見どころは、やはりそのコンセプトだろう。参加者は、先述のように過去にオーディションに落選したり、否定されたり、自分に自信を無くした経験のある者ばかり。同じ経験をしたちゃんみなに賛同し、救いを求めるかのように参加を決意した者も少なくない。そんなガールズたちからは、“過去のトラウマを抱えていても夢を叶えたい、自分を表現したい”と切に願う想いがひしひしと伝わってきて、思わず胸が熱くなる。自分だけの表現方法でちゃんみなにぶつかるガールズたちを見ていると、“本当の自分らしさとは何か”を考えさせられるのだ。
ちゃんみなのガールズたちとの向き合い方も、これまでのオーディション番組とは異なるものだった。ちゃんみなは合宿で一人ひとりにしっかりと向き合い、彼女たちの想いや心に耳を傾け、常に“正直な本音”を引き出していた。技術的なアドバイスだけでなく、プロデューサーとしてガールズたちの“人生を背負う”という覚悟がはっきりと見て取れるのだ。オーディションに落選してきたちゃんみなだからこそ彼女たちに共感ができ、ガールズ自身もちゃんみなに全てを託す…この関係性こそが、本プロジェクト最大の醍醐味と言えるだろう。
※高畠百加の「高」は正式には「はしごだか」
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