「頼らなきゃいけない」松下洸平“牧野”、不登校の児童と向き合い寄り添う姿に「牧野先生成長してる」と反響<放課後カルテ>

2024/11/24 16:57 配信

ドラマ 動画

「放課後カルテ」第7話より(C)日テレ

奮闘する篠谷の姿に「疲れた大人にも響いちゃう」


聡とれいかがバスで向かった先は「魚谷モータース」だった。聡は、父親が家を出ていく際に教えてくれた会社名をたよりに、父親に会いに来た。しかし、すでに退職していた。会えないという事実にショックを受けて栄養失調もあり、肩を落として膝をつく聡。ちょうどその時、牧野が2人に追いつき、そのまま病院へ行くことに。

仕事の合間に聡の様子を見に来た母の順子(市川)だったが、聡は口を開かない。何も言わない聡の代わりに、聡が父親に会いに行ったことを伝えるれいか。聡は、毎日けんかの絶えない両親に放った「毎日けんかばっかりするなら別れればいいじゃん!」という発言のせいで父親が出て行ったと思っていた。

「寂しい」という思いを言えなかった聡に対し、何も伝えてくれない息子に順子もまた寂しい思いを抱えていた。「家族やるの下手くそでごめんね」と聡に呼びかける順子に「下手くそなことは他に頼らなきゃいけない」と、一人で抱え込まずに学校という頼る場所があることを伝える牧野。互いの気持ちを分かりあえた聡と順子は、家族として前に進むのだった。

翌日、変わらず保健室に居座るれいか。すると、登校してきた聡が顔を見せる。聡は保健室登校ではなく、教室で授業を受けようとしていた。そんな聡の姿に感化され、れいかも教室で授業を受けようと保健室を出る。不安な気持ちを抱えつつ教室に戻ったれいかは、傷つけてしまった純美や周囲のクラスメートに頭を下げ、「嫌なことがあったら教えてほしい」と話す。純美もまたれいかに「ごめんね」と謝り、無事に仲直りができたのだった。

相対する児童2人の悩みが描かれる中、牧野の先生としての成長も描かれた第7話。SNSでは「グッときた」「心に響く」「牧野先生成長してる」といった投稿が相次ぎ、反響を呼んでいる。

◆文=ザテレビジョンドラマ部