<熱血司祭2>キム・ナムギルがランプの魔人“ジーニー”に「ツッコミどころ多すぎ!」絶妙な緩急で韓国では自己最高視聴率更新

2024/11/26 07:10 配信

ドラマ レビュー

「熱血司祭」シーズン2より、キム・ヘイル(キム・ナムギル)(C)2024 SBS & Studio S. All rights reserved.

キム・ナムギル主演の韓国ドラマ「熱血司祭2」の第3週(第5、6話)が11月23日までに配信された。毎話登場する本格アクションシーンに加え、釜山にも慣れてきた司祭キム・ヘイル(ナムギル)が“ランプの魔人”に変身したり、韓国式プリントシール“人生4カット”に興じたりとギャグ要素も充実。シリアスとコミカルの絶妙な緩急に、視聴者から喝采の声が上がっている。(以下、ネタバレがあります)

ヘイル、いよいよ薬物カルテルの本丸に迫る


「熱血司祭」は、バチカンの密命を帯びた“キレる司祭”ヘイルがヘタレ刑事”ク・デヨン(キム・ソンギュン)、男好きで出世欲の強い女性検事ギョンソン(イ・ハニ)ら仲間たちと力を合わせ、あくどい権力者に制裁を加えていく痛快アクションコメディー。

聖職者と刑事、検事が事件捜査に乗り出すというユニークなストーリーが人気を呼び、5年前に放送されたシーズン1は最高視聴率22%を記録。「2019 SBS演技大賞」でキム・ナムギルの大賞を含め8冠に輝いた。シーズン2で繰り広げられているのは、ヘイルたちが釜山で韓国最大の麻薬カルテルと対峙(たいじ)するストーリーだ。

ヘイルと麻薬カルテルのボス、キム・ホンシク(ソンジュン)が互いに強敵であることを認識し、いよいよ対立構造が明確化してきた第5話。一方、釜山にやってきたギョンソンは捜査に本格参入するため、部長検事ナム・ドゥホン(ソ・ヒョヌ)に取り入ろうとあの手この手で接近し、ドゥホンの歓心を買うことに成功。そして第6話では、ヘイルが麻薬組織とホンシクに次第に迫っていく展開が描かれた。

「熱血司祭」シーズン2より(C)2024 SBS & Studio S. All rights reserved.

アクションに加えギャグシーンも「ツッコミどころ多すぎ!」


4話ラストから続くヘイルの本気のアクションシーンで幕を開けた5話。飛び蹴りから空中で右、左、右と3連キックを打ち込むなど、技の一つ一つにヘイル役・ナムギルの抜群の身体能力とアクションセンスが光る。そこからさらに、1対3の接近戦に展開。表情も真剣そのもので、5話は冒頭からカッコいいキム・ヘイルが存分に味わえる展開となった。