今から12年前の2012年1月に放送されたドラマ「ストロベリーナイト」がFODで配信中である。小説家・誉田哲也の人気ミステリー「姫川玲子シリーズ」をドラマ化したこの作品は、ノンキャリアの成り上がり系女性刑事・姫川玲子(竹内結子)がクセ者ぞろいの刑事たちと共に悪戦苦闘しながら残忍な事件の数々を解決していく物語。警察を辞めた倉田警部補(杉本哲太)との共通点を指摘され憤る姫川の迫力が光っていた、連続ドラマ版の第5・6話を紹介する。(以下、ネタバレが含まれます)
「ストロベリーナイト」は魅力的な登場人物と、スピーディーでスリリングな展開、そしてなにより衝撃的な描写や結末が人気のドラマ。今回FODでは連続ドラマ版の第1話が12月7日(土)まで無料公開されているほか、全話を順次無料配信している。
第4話から続くストーリーの第5話は「選ばれた殺意~過ぎた正義」。過去の事件の犯罪者が立て続けに3人変死する。姫川(竹内)は“ガンテツ”こと勝俣警部補(武田鉄矢)から、3人の捜査に関わった倉田修二警部補(杉本)が3年前に警察を辞めたことを聞く。理由は、息子の倉田英樹(石黒英雄)が交際相手の高校生・彩香(皆川玲奈)を刺殺したからだ。倉田の妻・加奈子(おぐちえりこ)は、被害者の嶋田彩香の父親・勝也(吉満涼太)に自宅で殺されていた。
姫川は倉田が息子を殺害すると予想。倉田と対峙して「最初、あなたは過ぎた正義感のために3人を殺したと思ったが、自分を追い詰めるため3人を殺した。息子の英樹に自分の手で罰を与える決心が鈍らない様に…」と語りかける。姫川は来週出所する英樹と面会を希望する。
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