山下智久主演の国際連続ドラマ「神の雫/Drops of God」(Huluで全8話配信中)。本作が国際エミー賞「連続ドラマ部門」を受賞し、山下と原作者・亜樹直からコメントが到着した。
本作は、グローバルテレビジョンスタジオ「レジェンダリー・テレビジョン」(アメリカ)と独立系製作配給会社の「ダイナミック・テレビジョン」(アメリカ)、フランス国営放送局グループの「フランス・テレヴィジオン」、そして「Hulu Japan」の4社が共同製作した国際連続ドラマだ。
漫画『神の雫』(作・亜樹直、画・オキモト・シュウ/講談社)を日仏米共同製作で実写ドラマ化した本作が、第52回国際エミー賞の「連続ドラマ部門」を受賞した。
国際エミー賞とは、60を超える国の放送局や番組制作会社などを代表する900人以上の会員によって構成される「国際テレビ芸術科学アカデミー」が主催する権威ある賞で、アメリカ以外で制作・放送された優秀なテレビ番組に贈られる。
Hulu Japanの作品、ならびに本作で“海外ドラマ初主演”を務めた山下智久にとって、国際エミー賞初ノミネートにして“初受賞”という快挙となった。
“ワインに運命を翻弄される男女”を軸に、“時代と国境を越えた華麗で芳醇な人間模様”を描いた本作。山下はワインに人生をかける男・遠峰一青(とおみね・いっせい)を繊細に体現し、物語に熟成ワインのような深みを添えた。
並々ならぬ情熱をもって本作に挑んだ山下は、国際エミー賞受賞の知らせに感無量の様子。「こうして素晴らしい賞を頂き、文化、言葉の異なるクルーと共に努力し、一丸となり作品に注力して良かったと心から思えます」と、喜びのコメントを寄せた。
また、今回のドラマシリーズで大きな挑戦となったのは、主要キャラクターの新設定。原作漫画で物語の中心を担う男性キャラクター・神咲雫を、フランス人女性・カミーユに置き換えるという大胆な設定変更は、原作者である亜樹の快諾があったからこそ実現した。
ドラマ製作チームと共に新たなチャレンジを楽しんでくれた亜樹(亜樹直名義で活動する姉弟ユニット、樹林ゆう子、樹林伸)も、今回の受賞に高揚。「私たちのワイン愛から生まれた漫画『神の雫』が、ドラマとして生まれ変わり、世界中に愛され、受賞しました。これほど嬉しい事はありません」と、さらなる喜びのコメントを寄せている。
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