迎えたメンバー総出演の夜公演は、1曲目からバンドの生演奏による「HKT城、今、動く」。迫力あるバンド演奏に加えて、寸劇や客席でのパフォーマンスなど、開演から会場のボルテージを一気に引き上げ、13周年記念にふさわしい幕開けに。
「こんな時代に...」では、吉田めいがバイオリン、田中伊桜莉がフルート、秋吉優花がギターでバンドセッションに加わり、さらに大きな歓声が上がる。
グループ最年少、2012年2月13日生まれの12歳、呉優菜は冒頭のMCで「13年前は何をしていたか?」を聞かれ、「お母さんのお腹の中です」と回答。悲鳴にも近い驚きの声と、どよめきが起こる。
本公演では、これまでHKT48劇場にて上演した162曲の公演楽曲の中から、ファンが投票したトップ5を歌唱。公演出演回数1000回を達成した卒業生の下野由貴と上野遥が、スペシャルMCとしてコーナーを盛り上げていく。
続々とランクイン楽曲のパフォーマンスが続く中、第1位となったのは2014年~2018年まで、チームHとチームKIVで上演した「シアターの女神」公演の「好き 好き 好き」。イントロの時点で、客席からは大きな歓声が上がった。
後半は各期ごとのパフォーマンスや、最新シングル「僕はやっと君を心配できる」、ライブチューンの「メロンジュース」、気志團とコラボして話題を呼んだ楽曲「しぇからしか!」を中学生メンバーで歌い上げるなど、13年間を振り返るシングル曲を畳み掛ける。
盛大な拍手に迎えられたアンコールで、2期生の秋吉は「(後輩が増えて)HKT48の景色がすごく変わったなと思った1日でした。1期生の先輩方から教えてもらったことを継承しながら、そしてまた新しいHKT48を作っていきたい」と話し、チームHキャプテンの豊永阿紀は「まだまだ走り続けていきますので皆さん、ぜひ14年目のHKT48にも期待してください」とファンに伝える。
「HKT48がHKT48であり続けるために」という紹介から、最後は「To be continued.」を披露。メンバー1人1人の目標や夢、そして感謝のメッセージが放映され、客席から温かく盛大な拍手と声援が送られ、「HKT48 13th Anniversaryコンサート」はフィナーレを迎えた。
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