シュー・カイとユー・シューシンがW主演を務める中国ドラマ「祈今朝(ききんちょう)~失われた記憶、共鳴する愛~」(全36話)が、LaLa TVにて12月5日(木)夜8時より毎週月~金曜にテレビ初放送。時代劇とラブロマンス、そしてファンタジー要素が加わった中国発祥の“ラブ史劇”となる本作では、想いが交差する三角関係と、失われた記憶を取り戻す冒険が壮大なスケールで描かれる。本記事では、そんな本作のあらすじや見どころについて紹介していく。
RPGゲーム「仙剣奇侠伝」シリーズ第6作目をドラマ化した本作は、1月から中国で配信開始すると“VLinkage配信ドラマ再生指数ランキング”で13日間連続1位に輝き、さまざまな配信サイトのランキングでも1位を獲得した人気作だ。
物語の主人公は、3年前に記憶をすべて失った状態で目覚めた越今朝(えつきんちょう/シュー・カイ)と越祈(えつき/ユー・シューシン)。彼らは思い出せない自分たちの素性や記憶を探すべく、江湖を渡り歩いていた。越今朝は“左目で未来を見ることができる”という能力を持っており、ある日西域の地・盈輝堡(えいきほう)にいる赤い衣の男が、自分たちの過去の糸口を握っていると予見する。
さっそく2人はその男を探しに盈輝堡へ向かうが、越祈はそこで当主・洛昭言(らくしょうげん)と出会う。洛昭言はまさに越今朝が予見した赤い衣の男で、2人は邪教・啓元宗を倒そうとする洛昭言と手を組むことに。その後啓元宗の拠点・浮金堂に乗り込むが、越祈の身に不思議な現象が起きる…。
また苦楽をともにするうちに、いつしか越祈への恋心に気付く越今朝。そんな中、旅の途中で“自分と顔が瓜二つの医師”扁絡桓(へんらっかん/シュー・カイ)と出会ったことで運命が大きく動き出すのだった――。
ときめきと切なさが交差する“トライアングル・ロマンス”と、壮大な冒険を描く“アクション・ファンタジー”が楽しめる本作。物語が進むにつれて越今朝らの過去や素性が明らかになるとともに、パラレルワールドにまで広がりを見せ、最終的には驚愕の真実にたどり着くこととなる。
本作では、主演のシュー・カイが“一人二役”に挑戦している。「瓔珞~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~」や「尚食~美味なる恋は紫禁城で~」など多数の作品に出演し、日本でもファンが多いイケメン俳優のシュー・カイは、本作でタイプの異なる2人のキャラクターを見事に演じ分けている。妹分だと思っていた越祈に恋心を抱く、やんちゃで明るい少年・越今朝と、仮面で顔を隠し陰からヒロインを見守る、ミステリアスで薄幸な雰囲気を纏う公子・扁絡桓だ。それぞれのロマンスが絡み合いドラマティックに展開していく中で、やがてヒロイン・越祈をめぐる三角関係に発展し、さらに同じ顔の2人にはどのような因縁があるのかが次第に明かされていく。
“陽”と“陰”の正反対キャラを見事に務めあげたシュー・カイの演技力は見どころの一つと言えるだろう。
またシュー・カイの相手役として本作のヒロインを演じるのは、「蒼蘭訣(そうらんけつ)~エターナル・ラブ~」「月光変奏曲~君とつくる恋愛小説~」など数多くのロマンス時代劇でヒロインを務めるユー・シューシン。記憶を失い自分が誰なのか分からない状況でも、明るく生きる無邪気な少女・越祈を演じ、愛らしい魅力で多くの視聴者の心を掴んだ。
ちなみにシュー・カイとユー・シューシンはともに1995年生まれの同い年。最強のビジュアル同士による、“ドリームカップル”の息の合った演技にも注目だ。
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