モー娘。石田亜佑美、卒業前ラストアルバムは「格好良いでしょってお薦めしたくなる曲を収録」

モーニング娘。'24が11月27日、オリジナルアルバム『Professionals-17th』を発売し、東京・池袋のサンシャインシティ 噴水広場で発売記念イベントを開催。12月6日(金)の神奈川・横浜アリーナ公演でモーニング娘。'24を卒業するサブリーダー・石田亜佑美をはじめ、メンバーたちに多くの声援が送られた。

卒業を控える石田亜佑美のソロダンスに大歓声

『Professionals-17th』は約3年8カ月ぶり、通算17枚目のオリジナルアルバムで、卒業を控える石田にとってラストアルバム。2週連続の同所でのリリースイベントにも関わらず、多くのファンが来場した。

イベントはアルバムの表題曲ともいえる「勇敢なダンス」でスタート。同曲は現在開催中の秋ツアー「モーニング娘。'24 コンサートツアー秋 WE CAN DANCE!」のオープニングでも披露されているダンサブルな勢いのある楽曲で、高いダンススキルでグループをけん引してきた石田を中心としたダンスフォーメーションや、間奏での石田のソロダンスが見どころ。

今回のイベントでも、石田のソロダンスのパートではファンから大歓声が起こり、1曲目から会場のボルテージは最高潮に達する。

パフォーマンス後には、リーダー・生田衣梨奈が「池袋サンシャインシティにお集りの皆さん！　こんにちは」とあいさつ。卒業前、最後のアルバムとなる石田は「(収録曲には)9月に披露した曲もあるので、やっと皆さんにお届けできる」とアルバムが発売された心境を明かす。

そして、「個人的には格好良いモーニング娘。に憧れて、オーディションを受けた身です。そんな私が『この曲めっちゃ格好良いでしょ』って、お薦めしたくなる曲も収録されています。(私たちの)かわいいところ、大人っぽいところが好きなファンの方もいてくださるので、全員の好みにハマるんじゃないかなって思うくらい、いろいろなジャンルの曲を歌っています。いろんなモーニング娘。の顔を、この1枚でぜひお楽しみください！」と最後のアルバムへ込めた思いを語る石田に、会場からは大きな拍手が巻き起こった。

メンバーがお気に入りのアルバム収録曲を紹介

ここからはメンバーがアルバムの楽曲の中から、お気に入りの曲を発表していくことに。小田さくらは冒頭で歌った「勇敢なダンス」を挙げ、「今のモーニング娘。の自己紹介のような曲。楽曲のスピード感や、初めて聞いた方でも耳に残るキャッチーさが特徴です。1人でも多くの方に届いたらいいなと思います」と笑顔を見せる。

岡村ほまれは「ムカ好き！」と答え、「(モーニング娘。は)プリティーかわいいもできる！」と、格好良い一面だけではないグループの強みをアピールする。

MCに続いて、アルバム新曲である「ムカ好き！」へ。アイドルらしさにあふれた明るい曲調が特徴で、歌詞のあちこちに“好き”というワードが散りばめられており、“chu”や“ピョン”といった歌詞も登場。メンバーのチャーミングなパフォーマンスと合わせて「勇敢なダンス」と同様、早くもライブでの人気曲となっている。

その後、最新のシングル曲である「最KIYOU」と、恋人になる間際の切ない世界観が紡がれたアルバム曲の「『恋人』」を立て続けに披露。小田が「それでは最後にもう1度、ニューアルバムの中からこの曲を聞いていただきたいと思います」と声を上げ、再び「勇敢なダンス」をパフォーマンスし、イベントを締めくくった。