飯豊まりえ“朱梨”がGreat“クリット”と対峙「私に会うために逮捕されたのではありませんか」――新たな真実が明かされる＜オクトー Season2＞

これまでの放送では――

第8話では、女優としてのプレッシャーに耐えかねた姉・溝口ひかり(片山萌美)が、事故死に見せかける方法を自ら考案し、その妹である充希(冨手麻妙)は、苦しむ姉の想いを受け止め、姉が自死することを止めなかった。

また、朱梨(飯豊まりえ)の姉・紫織(松井玲奈)の事件では、進展が。タイ人の容疑者・クリット・ウォンラット(Great)と山神淳(安井順平)が関係していたことが明らかになったのだ。そしてラストでは何者かに口を押えられる紫織の姿が映し出された。

第9話では――

第9話には長野博がゲスト出演。長野は犯罪心理学者で大学教授の堀之内修を演じる。

朱梨(飯豊まりえ)と滝沢(影山優佳)は、山神(安井順平)について詳しく調べるため、山神の会社から援助を受けている大学教授・堀之内修(長野)の研究室へ向かった。

堀之内は犯罪医心理学の専門家で、タイの犯罪に関する論文を多く書いていた。堀之内の話では、山神は国際的な視点から日本の犯罪捜査をアジアでも役立てたいと考え、堀之内への援助を始めたという。堀之内は、かつて科警研でプロファイラーとして捜査に参加していた。

朱梨たちが話しているところに、堀之内の授業を受けている学生・門倉凪咲(野内まる)が研究室に訪れる。朱梨は、凪咲に“恐怖”の感情を表す緑色を見る。

朱梨と滝沢が堀之内の研究室を出て帰ろうとした時、大学内で殺害された男性の遺体が発見されて騒ぎになっていた。被害者は、学生の稲垣伸之(別府由来)。稲垣は後頭部をナタで割られ、両手首が失われていた。稲垣の殺害方法は、30年前に起こった連続殺人と酷似。その事件の犯人は逮捕され、すでに死刑が執行されていた。

捜査により、堀之内が30年前の事件に関する論文を書いていたことが判明。まもなく、堀之内は稲垣殺害を自供する。

堀之内は朱梨と滝沢に対して「人を殺してみたかった」と動機と犯行の手口を詳細に語る。そんな堀之内に、朱梨は“期待”を表すオレンジ色を見る。残虐な殺人について平然と語る堀之内だったが、稲垣との関係を問うと、朱梨の目に見える堀之内の色が変化する。堀之内は、本当の動機を隠しているようだった。

――という物語が描かれる。