第11話は――
ペアリングと書き置きを残し、姿を消したハルト(兵頭)。有栖院坊(栗田芳宏)がハルトの父親と知った志波(濱)は、父親との争いにハルトを巻き込み、追い込んでしまったと自責の念に駆られていた。そんな志波の元に、ハルトから一通のメッセージが届くのだった。
同じ頃、ハルトはこれまで尻尾を掴むことができなかった疑惑の環境団体への潜入に成功していた。弁護士バッジを取り出したハルトは、環境団体の代表と対峙。有力な証拠を掴んだハルトだったが、すぐに魔の手が迫る。そして気付けば拉致されていたハルトの前に現れたのは、有栖院坊だった。
一方、ハルトの帰りを待つ志波は、仕事よりもハルトが大切だと気づき、事務所に退職届を出すことを心に決めていた。ハルトへの手料理を作りながら待っていた志波だったが、なかなか帰ってこないハルトを心配に思う。その矢先、傷だらけのハルトが帰ってくる。
――という物語が描かれる。
公式ホームページなどで見ることができる第11話の予告動画は、志波が「ハルト、俺はお前を追い込んでしまった」と自室で一人さみし気に呟く場面から始まる。
場面は変わり、ハルトが何者かに捕えらえた先に待ち構えていたのは父親である有栖院坊だった。「久しぶりだね、父さん」と言うハルトに対し、有栖院坊は冷たく「殺せ」と手下に指示を出す。
ハルトの帰りを待つ志波は、同僚の風間に「一生を棒に振るつもりなのか?」と問われる。「あいつと別れたら、俺は一生後悔する」と仕事よりもハルトが大切だという思いをこぼす。
再会を果たしたハルトと志波。「俺があいつの血を引いてると知ったら、嫌われるんじゃないかなって」と自信なさげに呟くハルトに対し、志波は涙を流しながら「馬鹿言うな、誰の子かなんて関係ねえ。お前は俺の大切な恋人だ」とハルトに伝えるという、ふたりが切実な思いを交わすシーンで予告は締めくくられている。
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