11月20日と21日の2日間にわたり、シンガポールのマリーナベイ・サンズにて、今後公開予定の劇場作品と配信予定作品を発表する「ディズニー・コンテンツ・ショーケース APAC 2024」が開催。2日目はアジア太平洋地域(APAC)を代表するキャストやクリエイターと共に、オリジナル作品の最新ラインナップが一挙に公開された。
APACでは、2021年10月にディズニープラスで配信されるグローバル、リージョナル、そしてローカル言語によるコンテンツのラインナップを発表し、この3年間で130以上のオリジナル作品を制作。中でもオーセンティシティ、または“本物志向”を貫いたFXスタジオの「SHOGUN 将軍」は最新ラインナップにも刺激を与えている。
「パイン ならず者たち」のメガホンをとるカン・ユンソン監督は、「1970年代の韓国における、孤独で、そして密度感といった雰囲気を具現化するためにかなりこだわりました。美術面でも丁寧に再現しています」と話した。
また、これまでの韓国オリジナル作品の成功を受け、新たなテントポール作品として、「照明店の客人たち」、「ノックオフ」、「ハイパーナイフ」といった新作の投入と、「ムービング」シーズン2の制作を発表し、韓国作品の強化をアピールした。
日本発の作品では、アニメが依然としてユーザーからの注目度が高く、「東京リベンジャーズ」や「ドラゴンボール」の作者である鳥山明氏原作の「SAND LAND: THE SERIES」などある。
2025年以降、日本のアニメの枠はさらに拡大される見込みで、「BULLET/BULLET」、「ディズニー ツイステッドワンダーランド ザ アニメーション」の新たなアートが公開されたほか、「キャッツ アイ」の制作も発表された。
また、「ガンニバル」はシーズン2として2025年初頭に公開予定である。「ガンニバル」はアジア発のオリジナル実写作品の中で初めてシーズン継続が決定した。ステージに登壇した主演の柳楽優弥は、「ガンニバル」シーズン2を「J-Drama, New era it's coming!(日本のドラマに新しい時代がやってくる)」と表現。
「この作品はサスペンス・スリラーというところがキーになっていて、日本人の持つ“思ったことをあまり口にしない”というところがいいように働いたり、時として怖く働いたりと多面性があるのが、今回の作品の面白いところだと改めて感じます。日本には名作といわれるドラマがたくさんありますが、「SHOGUN 将軍」からのパワーをもらいながらこのディズニープラスからまた、しっかり先陣を切って僕たちがJ-ドラマを盛り上げていくので楽しみにしていてください」と力強くコメントした。
バラエティカテゴリーでは、BTSのJIMINとJUNG KOOKが出演する旅行リアリティ番組「Are you sure?!」がAPACで最も視聴されたディズニープラスのバラエティ番組となり、全世界的な人気を記録している。
今回、ディズニープラス初となる日本発のバラエティ作品として、日本テレビと STARTO ENTERTAINMENTと共同で、日本の人気グループSnow Manによる新しいトラベルリアリティショー「旅するSnow Man」(仮)の配信を行うことを発表した。
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