キム・ナムギル主演の韓国ドラマ「熱血司祭2」の第4週(第7、8話)が11月30日までに配信された。ついに麻薬カルテルのボス、キム・ホンシク(ソンジュン)と対峙(たいじ)した“戦う司祭”キム・ヘイル(ナムギル)。土砂降りの中での拳のやりとりが視聴者を魅了した。(以下、ネタバレがあります)
「熱血司祭」は、バチカンの密命を帯びた“キレる司祭”ヘイルがヘタレ刑事ク・デヨン(キム・ソンギュン)、男好きで出世欲の強い女性検事ギョンソン(イ・ハニ)ら仲間たちと力を合わせ、あくどい権力者に制裁を加えていく痛快アクションコメディー。聖職者と刑事、検事が事件捜査に乗り出すというユニークなストーリーが人気を呼び、5年前に放送されたシーズン1は最高視聴率22%を記録。「2019 SBS演技大賞」でナムギルの大賞を含め8冠に輝いた。
シーズン2の舞台は釜山。韓国最大の麻薬カルテルを追って釜山にやってきたヘイルは7話で、聖母像を燃やしたのもその麻薬組織だと確信し、怒りを燃えたぎらせる。さらに、教会で慈善イベントの準備をするホンシクを見守っていたさなか、デヨンからの連絡で今目の前にいるホンシクこそが麻薬組織のボスだと知る。続く8話では、積み重なった怒りのすべてを集約したヘイルの鉄拳がホンシクに放たれる。
怒りむきだしのヘイルの視線を感じ、「ばれたか」と薄笑いを浮かべたホンシクは、自らヘイルの前へ。突然大粒の雨が降り出し、土砂降りの中で2人の激しい接近戦が始まった。
雨粒を斬るほどの速さで繰り出される、すさまじい拳の応酬。ヘイル役・ナムギルの長い脚を生かしたキックがホンシクの肩にヒットするも、その直後、今度はホンシクがヘイルの胸に強烈な蹴りを入れ、その衝撃でヘイルは倒れ込んでしまう。モデル出身の187cmというスタイルで“モデルアベンジャーズ”の一人として韓国で人気のイケメン俳優ソンジュンが、「アイランド」(2022年)に続いての共演となったナムギルとの圧巻の対面アクションシーンを完成させた。
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