2017/10/04 11:00 配信
中盤のロックパートを締めくくったのは「虹のカケラ」。客席にはレインボーカラーのフラッグを手にしたダンサーが登場したほか、スラッシャーから自然と沸き起こった手拍子が楽曲に彩りを添える。一方、匠海、龍二、昌暉のフロント3人もステージ前方ギリギリまで身を乗り出し、虹のようにキラキラと光るスラッシャーの笑顔を間近に感じていた。
5人がシックなセットアップに衣装を変えて再びステージに現れると、匠海が作詞を担当した甘く切ないラブソング「モノクロ」をドラマチックに披露。“出会い”をテーマにしたというこの曲の演奏中、5人のバックにはポートレート映像が浮かび上がる。それはまるでDISH//の5人が運命的に出会い、その後結ばれてきた固い絆を彷彿とさせるようで、スラッシャーもじっくりと耳を傾けていた。
柊生が作詞作曲をしたアーバンなソウルサウンドを響かせる「Loop.」では、匠海の歌声と昌暉のギターに乗せて、柊生、大智、龍二がスタイリッシュなソロダンスを披露。その後、匠海と昌暉もダンスに加わり、雨が降りしきるステージで、リハーサル時の不安は微塵も感じさせないダンスを見せ、5人はぐっと大人びた表情でスラッシャーを魅了した。
取材・文=片貝久美子
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