星野真里と加藤ローサがW主演を務めるドラマ「きみの継ぐ香りは」(毎週金曜夜9:25-9:54、TOKYO MX)が、11月8日より放送中。共に10年以上ぶりに地上波連続ドラマで主演を務めるとあって「私でいいんですか?と思いました」(星野)、「(役柄を聞いて)私に演じられるかなという不安はありました」(加藤)という2人にインタビューを行い、役作りから作品のテーマである“香り”について、親子愛にちなんで自身の子どもとのエピソードなどを語ってもらった。
同作は小川まるにの同名コミックを原作に、“香り”によって親子2世代で紡がれていく初恋と家族愛を描いたヒューマンドラマ。星野演じる桜は、「大好きな萌音(加藤)が自分の知らない男と結婚した」そんな人生最悪の日に最高の宝物を授かる。そして18年後、“宝物”の息子・透輝(今井柊斗)が高校生に。ある日、透輝が連れて来た彼女・叶(滝澤エリカ)は桜が大好きだった萌音の娘で、2人の思い出の香りをまとっていた。
――ご自身が演じるキャラクターの印象をお聞かせください。
星野:桜は自分の大切なものを見極める力があって、本当に大切だと思ったものをしっかり両手でつなぎとめる人。本当に大切なものが何かを分かっていて大切にできて、潔くて格好いいなと思いました。
加藤:萌音は平和主義で今ある大切なものを守っていきたいという人。ちょっと能天気なところもあるけど、でも明るくてとてもかわいらしい人ですね。
――キャラクターと似ているなと思ったところはありますか?
加藤:桜の気持ちに気付いているけど、気付いていないふりをして(桜との)楽しい時間が続けばいいと思っているところは似ているかな。葛藤があっても相手を傷つけることや人が嫌な思いをするくらいなら、気付かないふりをしてその場をやり過ごすというところとか。もし友達が自分のことを好きなのかもしれないってなったら、私も萌音のように気付かないふりをすると思います。
星野:私は桜をすてきだな、すごいなという尊敬から入っているのですが、しいて言えばあれこれ一人で考えて一人で結論を出してしまうところは似ているかもしれませんね(笑)。
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