一方、悟から大地の弟だと明かされて帰宅した海里も、悟との暮らしを思い返す。顔中に洗濯ばさみをつけて笑いあったとき、寝ていてふと目を開けた先に同じように寝ている悟の姿を見つめたとき。
海里との回想シーンにあった悟の笑顔はうそだったのだろうか。そうとは思えない屈託のない笑顔で、楽しそうに見えた。海里が大地を兄と慕ったように、悟もどこかで海里を兄と思うときはなかったのだろうか。
回想シーンの2人が楽しそうであればあるほど、そこに隠されていた関係性を考えると切なかった。視聴者からは「仲の良かった頃の回想が悲しすぎる」「回想シーンの2人が楽しそうなのがよけいつらかった」「めっちゃ泣けた」といった声が上がった。
次回、12月10日(火)の放送が最終回。ほこ美と海里の恋の行方と共に、海里と悟の関係にも注目したいと思う。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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