'09年4月から配信がスタートしたLISMOオリジナルドラマシリーズ。その第10弾「卒業までにしたい3つのこと」が2月1日(月)から、第11弾「Hello Goodbye」が3月8日(月)から配信される。
両作共に、南沢奈央が演じる高校3年生・岡田莉子を主人公とした物語。「卒業までに-」では、莉子と同級生たちが卒業までの1週間の間に高校生活でやり残したことを達成しようと奮闘する姿が描かれる。
また、「Hello Goodbye」は、同姓同名の主人公でありながら別の同級生たちに囲まれた莉子が“第2ボタン”をめぐりさまざまな思いに揺れ動く姿が描かれている。
27日にクランクインした「Hello Goodbye」では、莉子の親友・中西花乃役を「第32回ホリプロスカウトキャラバン」('07年)でグランプリを獲得した足立梨花が、莉子の同級生でひそかに彼女に思いを寄せる高城祐介役を「第21回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」('08年)でグランプリを受賞した市川知宏が演じる。撮影初日を迎えた3人が、自身の学生生活と本作の見どころについて語った。
――撮影が始まったばかりですが、台本を読んでどんな印象を持ちましたか?
南沢「すごくキュンとしました(笑)。わたしが演じるのは、『卒業までにしたい3つのこと』と同じ名前の役なんです。ただ、監督からは『とりあえず前回の役は忘れて』と言われました。今回の莉子はどこにでもいる感じの明るくて素朴な女の子になっています。文学少女的な部分は、わたし自身とも近いですね」
市川「実生活でも高校3年生なのでもうすぐ卒業なんです。ただ、僕自身はドラマと違って男子校に通っているので、女子がいる学校がうらやましいです(笑)」
足立「明るくて、クラスの中に必ず1人はいそうな女の子を演じます。わたし自身は今、高校2年生なんですが、この台本を読んで“思い出に残る卒業式を迎えたいな”ってあらためて思いました」
――ご自身が演じる役のどんなところに注目してほしいですか?
南沢「幼なじみの男の子との間に“本当の気持ちが言えそうで言えない…”という微妙な距離感があるんです。最後の最後でお互いが素直な気持ちになれる瞬間があって、そこが一番キュンとくると思います」
市川「僕が演じる祐介と、莉子、そして彼女の幼なじみで僕の親友でもある航の三角関係が見どころですね」
足立「卒業式ならではの…あの空気感です(笑)。第2ボタンをもらいたいとか、そういうドキドキ感ですね。わたしも演じる役と同じで、自分からは『ボタンください!』とは言えないと思うんですよ。そういう空気感を見てほしいです」
――ずばり“卒業”がテーマの作品ですが、ご自身の生活の中で“卒業したいこと”はありますか?
南沢「“スッピン”から卒業したい(笑)。大学に通っているんですけど、周りの女の子がみんなメークしているんですよ。でも、わたしは自分でメークできない…。もう20歳になるので、メークを覚えて大人っぽくなりたいですね」
足立「髪の毛を洗っているときとかにシャワーのお湯を出しっぱなしにしちゃうんです。だから、使わないときにはちゃんと止める!“出しっぱなし”から卒業したいです(笑)」
市川「基本的に外に出るのが面倒くさいんですよ。ずっとホットカーペットの上にいてのんびりしているのが好きなんです。だから“面倒くさがり”から卒業しなきゃと思っています」
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