松本若菜“美羽”×さとうほなみ“莉紗”、田中圭“宏樹”×深澤辰哉“冬月”のW修羅場で息が詰まる展開<わたしの宝物>

2024/12/06 16:55 配信

ドラマ 動画 レビュー

莉紗(さとうほなみ)に責められ顔色を失う美羽(松本若菜)(C)フジテレビ

松本若菜が主演を務めるドラマ「わたしの宝物」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系/FOD・TVerにて配信)の第8話が12月5日に放送された。美羽(松本)を呼び出した莉紗(さとうほなみ)、冬月(深澤辰哉)を連れ出した宏樹(田中圭)。それぞれの“修羅場”展開に視聴者から再び「地獄…」の声が上がった。(以下、ネタバレを含みます)

男女3人のもつれあう感情を描く“ひりつく大人の恋愛ドラマ”


本作は、夫以外の男性との子どもを、夫との子と偽って生んで育てる「托卵(たくらん)」を題材にした、ひりつく大人の恋愛ドラマ。大切な宝物を守るために悪女になることを決意した1人の女性とその夫、そして彼女が愛した彼、3人のもつれあう感情を完全オリジナル脚本で描く。

托卵という禁断の選択をする主人公・美羽を松本、美羽の夫で大手商社に勤める優秀な会社員だが家庭では美羽にキツく当たり、モラハラまがいの発言をたびたび浴びせている神崎宏樹を田中圭、美羽の中学生のころの幼なじみで、学生時代からお互いに思いを寄せていた冬月稜を深澤辰哉(Snow Man)が演じる。

宏樹と冬月が対峙する


娘に「栞」と名付けた宏樹。そこには美羽が得意な刺しゅうで作るしおりをきっかけに、深い思いが込められていた。だが、視聴者が名付けのときに心配したように、その“しおり”が次の修羅場を呼ぶことになってしまった。

冬月が主催したフリーマーケットで美羽が刺しゅうのしおりを出店していたことから、冬月の事業パートナーあり、思いを寄せていた莉紗(さとうほなみ)が勘付き、宏樹も冬月の会社に融資の話が進んでいたこともあって、点と点がつながっていったのだ。

フリーマーケットが開催された場所であり、美羽と冬月の思い出の場所である図書館で冬月と会った宏樹。「コーヒー飲みに行きませんか?」と、自分が懇意にしている浅岡(北村一輝)が営む喫茶店へと連れて行った。そこで、自分の妻が美羽であると明かした。

美羽が不倫相手を守りたい人だと思っていることにショックを受けた宏樹。それが仕事でつながりができ、さらにその優しさで助かることがあった冬月だったことで、悲しみは深まったことだろう。ただ、宏樹は栞の父親が冬月だと分かったが、冬月自身はそのことまでは知らないままだ。