――撮影現場の雰囲気はどうですか?
今回、亮子と杉浦が勤める大草圭子法律事務所はセットを建てて撮っているんですけど、その事務所のシーンを撮影する日が一番みんな穏やかに楽しそうにして撮影できています。というのもYOUさんが所長役というのが、とても大きくて。YOUさんは、裏ですごくみんなを楽しませてくれる人なんです。趣里さんは初共演ですが、YOUさんととても相性が良くて(笑)
YOUさんがいる日は特にその事務所が湧いているというか、笑い声がめちゃくちゃ多いですね。派手に何かをやっているわけじゃないんですけど、みんなでボソボソ喋ってる内容がすごく楽しそう。大人たちの落ち着きの中で楽しい現場をやっている雰囲気がありますね。
――では、最後に最終回の見どころ、ここは見逃さないでというようなポイントを教えていただけますか。
第10話では、亮子と父・粒来の再戦が描かれましたが、その親子の戦いに、本当の敵みたいなものが出てきて、そこと戦うためにどうしていくか…というのが最終話の第11話です。当たっても当たってもびくともしない、巨大な敵と親子で戦っていくことになります。父と娘の共闘という部分は今までなかったところなのでぜひ注目してください。
ヒントとなることでいうと、亮子はゲーム好きで裁判もその一種と考えていて、お父さんも「これからが本当のゲームの始まりだ」と話しているように亮子同様、ゲーム感覚で裁判をしている節があります。そんな“ゲーム”って、確かにこういうことも起こるよね、みたいな展開になります。勝つのか負けるのかという最終的なゴールがある中で、そこに向かっていくのは全てが策略というわけではないかもしれない…ということです。ぜひ予想して楽しんで観ていただければと思います!
取材・文=神野栄子
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