ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作映画「モアナと伝説の海2」が12月6日より全国公開中。このたび、アニメ作家・安田現象が監督を務め、by Xenotoonが制作した劇中歌「ビヨンド ~越えてゆこう~」と「帰ってきた、本当のわたしに」の特別3Dショートアニメが公開された。さらに、安田からコメントが到着した。
本作は、海と特別な絆を持つ少女モアナが傷つき悩みながらも、自分の進むべき道を見つけるため冒険に出る物語を描いた映画「モアナと伝説の海」(ディズニープラスで配信中)の続編。11月27日に全米で公開されると「アナと雪の女王」を大きく超え、全米で映画史上歴代1位の5日間オープニング記録を樹立した。
前作の壮大な冒険から3年、少し大人へと成長したモアナは愛する家族や島の仲間たちと共に幸せに暮らしながら、今はまだ見ぬ海のどこかにいる“仲間”を探していたが、他の島で暮らす人は一向に見つけられていなかった。
そんなある日、人間を憎み世界を引き裂いた“嵐の神の伝説”を知ったモアナ。美しい海とこの世界に危機が訪れている事を知った彼女は「すべての海をつなぐ1000年にひとりの”導く者”」として、広い海を分断する呪いを解き、再び世界をひとつにするため、生きては帰れないかもしれないほど危険に満ちた海の果てへ向かう冒険に旅立つ。
このたび公開された2つの3Dショートアニメは、モアナ役を務める屋比久知奈の美しい歌声と安田が描いたモアナの世界観が融合したもの。劇中歌「ビヨンド ~越えてゆこう~」は主人公モアナが危険が待つ航海へ向かう中で、どんな迷いや葛藤も越えてゆこう、自分を信じて進み続けようと決意する気持ちを力強く歌う曲。
「帰ってきた、本当のわたしに」は本作のオープニングを飾る楽曲で、はるかかなたの海へと航海に繰り出す自由に胸を膨らませ、自分の心のままに生きられることへの喜びを表現した楽曲だ。
2楽曲から3Dショートアニメ制作を担当した安田は、SNS総フォロワー数600万人以上を誇る新進気鋭のアニメ作家。安田が手掛けた「ずっと真夜中でいいのに。」の楽曲「正しくなれない」のMVが5400万回再生を突破するなど、今最も勢いのあるアニメ作家の一人である。
元々ディズニー作品のファンだったという安田は「私が学生だった頃、3DCGアニメの可能性を教えてくれたのが、ディズニーとピクサーのアニメーション作品である『搭の上のラプンツェル』や『トイ・ストーリー』でした」とこれまでもディズニー作品から元気をもらっていたことを明かした。
今回制作された3Dアショートアニメは、本国のディズニー・アニメーション・スタジオ公認のもの。マタンギ役の日本版声優・ソニンによる楽曲「迷え!」やマウイ役の日本版声優・尾上松也による楽曲「できるさ!チーフー!」の2曲を使用した3Dショートアニメも公開予定。
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