12月26日(木)よりNetflixにて世界独占配信される「イカゲーム」シーズン2のワールドプレミアが12月9日に韓国・東大門デザインプラザで開催され、主演のイ・ジョンジェをはじめ、キャストが大集結。午前中の記者会見に続き、午後にはピンクカーペットイベント、ファンイベントも行われ、東京ドーム約2個分の巨大な会場が“イカゲームカラー”に染まった。
本作は、膨大な借金や深刻なトラブルにより人生を諦めかけた者たちが、“人生一発逆転”できるほどの高額賞金を懸けて、誰もが知る子どもの遊びになぞらえた「負けたら即死」のデスゲーム挑む世界的メガヒットのサバイバルスリラー「イカゲーム」のシーズン2。主人公・ギフン(イ・ジョンジェ)がゲームで優勝してから3年後。残酷なゲームに終止符を打つため、彼は黒幕を明らかにしようと決意して再びデスゲームに足を踏み入れることになる。
このワールドプレミアには、監督・脚本・製作総指揮のファン・ドンヒョク、主演のイ・ジョンジェをはじめ、イ・ビョンホン、ウィ・ハジュン、そしてシーズン2から登場するIZ*ONE出身のチョ・ユリ、イム・シワン、パク・ソンフン、パク・ギュヨン、カン・ハヌルらが出席。さらに、シーズン1に出演したチョン・ホヨン、パク・ヘスも駆け付け、Netflix史上No.1のメガヒットシリーズとしての貫禄を改めて見せつけた。
緑のジャージやピンクガードなどの登場キャラのコスプレで駆け付け、大熱狂するファンたちの前で、イ・ジョンジェは「ギフンはシーズン1で優勝しましたが、彼の持つ良心がこの賞金を使わせようとはしません。シーズン2では、“必ずこのゲームの黒幕に復讐してやる!”と強い気持ちを持つ、これまでとは違ったギフンが見られます」と、前回とは違う覚悟でゲームに舞い戻る心境を語った。
そして、本作ではギフンとの本格的な対峙が描かれる、“ゲームの支配者”であるフロントマン役のイ・ビョンホンは「シーズン1ではゲームを進行する側面を見せた役柄でしたが、シーズン2では仮面を外し、彼が持つ事情、過去、そして考えなど、より深い部分を見ることができます」と明かした。
また、ファン・ドンヒョク監督は「シーズン2は、ギフンがゲームの黒幕を探し出すと決心するところから始まり、ゲームを終わらせようとするギフンと、そんな彼を妨害しようとするフロントマンとの対決がを中心に描かれます。彼らの葛藤と、度重なるどんでん返しを見ていただけたらうれしいです」と注目ポイントを語った。
S2の新キャストたちも、出演への思いを語った。仮想通貨詐欺に遭い、フォロワーも巻き込んで借金地獄に堕ちたインフルエンサー・ミョンギ役のイム・シワンは「本作の熱烈ファンとして、S2がいつ出るかと期待していたら、私がキャスティングされたと聞いて鳥肌が立つほど感動しました。多くの方が待ち望んでいたように、私も皆さまと同じく、配信をファンとして見てみたいです!」と出演の喜びを表した。
巧みに人の懐に入り込む元海兵・デホ役のカン・ハヌルは、イベントの豪華さに興奮しながら「デホは、とても明るくてポジティブなエネルギーを発散するようなキャラクター。でも、ゲームを前にすると、どんどん混乱し疲弊していきます…」と、自身の役柄の説明と共に人間性をも変えていくゲームの恐ろしさを語った。