そして第3話では、熱を出した美羽を漣が看病したことで、徐々にふたりの距離が縮まっていく。
回復した美羽を漣がデートに誘うと、ふたりは、無邪気な笑顔を向けあい、楽しむ。その晩、美羽と漣の関係は一気に加速し、美羽は「もう戻れなくなる。それでもいい」と自身のたかぶる感情を受け止め、漣の自宅でふたりは結ばれる。
幸せな朝を迎えた一方で、美羽はほかの女性の影がチラつく漣の本心を確かめられずにいる。美羽の大学院時代の先輩の咲(さき/朝倉あき)から背中を押され、漣の気持ちを確認するために自宅を訪れると、とある場面を目撃する。
美羽を鼓舞した咲も、後輩の愛実(めぐみ/夏子)へ特別な想いを抱くも、関係がこわれるのをおそれて一歩、踏み出せずにいる。歩みを進めようと、咲も「私が欲しいのは……」と愛実に言いかける。
多くを望まないように期待しない生活を送るも、ありのままの自分と向きあいだす美羽、“何か”を秘めている漣、そして、ふたりを取り巻く友人たちの繊細な感情の機微に注目してほしい。
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