一ノ瀬颯“律”、堀田真由“涼”にプロポーズするが、「友だちでいて」と断られて立ち去る姿が切ない<若草物語>

2024/12/12 18:32 配信

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律「もう、無理なんだ。お願いだよ。ずっと、涼のことが好きだった」


恵が家を出ることになった日、恵を送り出した涼は律ととりとめのない話をしながらご飯を食べる。帰り道に涼は公園の遊具を見つけて、律を誘って遊ぶ。

涼が滑り台を滑ってよろけた拍子に律は腕を取って助けてやる。しばらく見つめ合ったあと、律が「涼…」と口を開くと、察した涼は「やめて」と腕を振りほどく。律は追いかけて「もう、無理なんだ。お願いだよ。ずっと、涼のことが好きだった」と思いを告げる。

「律はわかってくれてると思ってた」と言う涼に「涼だって僕が必要なはずだよ。ずっとそばにいる。だから僕と結婚して欲しい」と律はプロポーズする。しかし、涼は苦痛の表情を浮かべて「私は誰とも結婚しない。したら私じゃなくなる」と告げる。

律が「涼は僕が必要じゃないの?」と聞くと、涼は「私は結婚する自分、受け入れられない。律の望む幸せは私にはあげられない。お願い、友だちでいて」と涙を浮かべて懇願するが、律は顔をあげないまま「もう無理だよ」と言い残して去っていくのだった。

ずっと思い続けながら涼を支えてきた律の気持ちを思うと、切なさが込み上げてきた。

◆文=ザテレビジョンドラマ部