ーー斬新な形のドラマかと思いますが、演じてみてどう感じましたか?
佐藤:僕の場合は撮影場所が観覧車で、観覧車に乗ってから降りるまでに物語が進行していくのですが、ゴンドラの中に森さんと僕とカメラマンという最小人数で、かつ3周しか撮影ができないという状況だったので、そこは苦戦しました。
ただ、今までにない撮影の仕方だったのでとてもワクワクしました。大変というよりはドキドキが勝っていて、新鮮で面白かったです。
後藤:僕は言い合いをするシーンがあるのですが、そこで焦りの感情を表現することが難しかったですね。大人になって声を出すことも無くなっていたので…。自分の中の怒りや恐怖の気持ちを思い出しながら、それを表に出そうと頑張りました。監督にたくさんアドバイスをもらい、引き出していただけたと思います。
太田:僕のパートには丸山智己さん演じる力山部長という人物が出てくるのですが、芝居でのパワハラっぷりがすごくて(笑)。そして、みんなで集まるシーンでは現場を楽しく明るくしてくださいました。丸山さんがいたから安心して演じられましたし、思い出に残っています。
ーー今回、出演するにあたって、周りからの反応はいかがでしたか?
佐藤:以前出演した「離婚しない男」が“おさむさん最後の連ドラ”と謳っていて、もうお仕事をさせていただける機会はないのだろうなと思っていたので、またご一緒できてうれしかったですね。メンバーからも、今ホットな森さん主演のドラマの相手役として、しかも僕の場合は2年間交際している彼氏役だったので、面白そうだねというのは言ってもらいました。
太田:森さんと共演できることをメンバーから羨ましがられました! あえて誰とは言いませんが…(笑)。
後藤:僕は最初、恥ずかしくてメンバーには秘密にしていたのですが、やっぱり一人ではちゃんとした仕上がりにならない気がして、練習に付き合ってもらおうと思った人にだけ言ったんですけど、結局楽屋で台本を読んでいたのでバレました(笑)。みんな喜んでくれて、とても楽しみにしてくれているのでうれしかったですね。