2025年1月9日(木)よりスタートする、伊藤健太郎主演のカンテレ×FODオリジナルドラマ「未恋~かくれぼっちたち~」(毎週木曜深夜2:25-2:55ほか、フジテレビ系※時間変更の可能性あり)。このほど、追加キャストとして金井勇太、鈴木大河(IMP.)、伊勢佳世ら10人の出演が発表に。あわせて、ポスタービジュアルが公開された。
同ドラマは、1月よりカンテレ・フジテレビ木曜深夜に新設された“カンテレ×FODドラマ”枠の第1弾。夢を諦め、自分の気持ちと向き合うことから逃げている主人公が、性格が真逆の2人の女性と向き合い、前向きに変わっていく群像劇を描く。
“ミスターリスク回避”と呼ばれる漫画編集部で働く主人公・高坂健斗を伊藤が演じる他、健斗がかつて心を開きかけた元小説家で、子持ちの変わり者の年上派遣社員・鈴木(柿沼)みなみ役を愛希れいかが、健斗が担当する売れっ子アイドル漫画家・深田ゆず役を弓木奈於(乃木坂46)が務める。
脚本は、数々のドラマの脚本や舞台の演出を手掛け、俳優としても映画「ラストマイル」や舞台「ブラック・コメディ」に出演する吉田ウーロン太をはじめ、「劇団普通」を主宰する石黒麻衣、関西テレビ局員である木村淳と中林佳苗が参加。複数の脚本家が協力し、Z世代の繊細な感情をより多角的に描く。
健斗の同僚で、新卒1年目の編集者・星たける(ほしたける)役を、今回がドラマ初出演となる鈴木大河(IMP.)が演じる。上司に対して丁寧な指導や教育を求め、コストパフォーマンスやタイムパフォーマンスを気にするZ世代の代表格。だが、漫画には並々ならぬ熱い思いを抱えていて、それゆえ、ある事件を巻き起こす。
健斗が働く編集部「コミックブーン」の副編集長・長井篤子(ながいあつこ)役を伊勢佳世が演じる。子育てしながらバリバリ働き、部下や上層部からも信頼され、高校生だった深田ゆずを売れっ子漫画家にまで育て上げたスゴ腕編集者。
健斗とみなみが6年前に参加した、小説家を目指す若者向けのワークショップ“カンヅメ屋敷プロジェクト”で出会った沖一平(おきいっぺい)役を森永悠希が演じる。現在は居酒屋で雇われ店長をしており、健斗のよき相談相手。
ライバル出版社の漫画雑誌「ブリエ」の副編集長・桔川悠(きっかわゆう)役を演じるのは、松下優也。健斗が勤める出版社・三蜂社のエースである深田ゆずに、自社での新連載を提案する。以前からゆずの作品に興味を持っていたが、最近の作品はどこか息苦しそうだと感じ、自分なら“本当の深田ゆず”の世界観を開花させられると力説。
「コミックブーン」の編集長・堂島貞一(どうじまていいち)役を演じるのは、金井勇太。思いつきの発言や、言動が二転三転することも多く、編集部を勢いで引っ張る独断専行型のリーダーだ。かつては熱血で、名だたる大物作家からの信頼が厚く、名物編集者として有名だった。三蜂社に波乱を巻き起こす「第2の深田ゆずプロジェクト」の発案者。
そのほか、「第2の深田ゆず」として三蜂社が売り込む新人漫画家・本島りん(もとしまりん)役を外原寧々、健斗の同僚で「コミックブーン」の編集者・溜池百恵(ためいけももえ)役を氏家恵、北浜修二(きたはま・しゅうじ)役を藤本悠輔、三蜂社の社長役を佐戸井けん太、三蜂社で「シャドウエイジ」という漫画の連載を持つ漫画家・貫井(ぬくい)役を遠山俊也がしれじれ演じる。
また、併せて公開されたポスタービジュアルは、物語の舞台であるコミック編集部にちなみ、漫画風に表現。“僕たちは、まだ未来だ”というキャッチコピーと共に健斗、みなみ、ゆず、星がそれぞれ漫画のコマの中で、遠くを見つめている姿を映し出している。
デザイナーの岡田和朗氏は、このポスターのキャッチコピー“僕たちは、まだ未来だ”について、「『(まだ)本気を出していない』、『(まだ)何者にもなれていない』など、複雑な思いを抱えながら、劇中をリアルに生きる主人公たちの“まだ”に込められた諦めきれない思いを、未来という前向きな言葉に込めました」と語っている。
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