1月27日に初日を迎えた舞台「パリジャン!」の公開ゲネプロ(通し稽古)と囲み取材が同日都内で行われ、出演の入江甚儀、山田親太朗、石橋菜津美、山崎樹範、福田転球が登場した。
同作は、パリの共同アパートを舞台に、アジア系のニセ寿司職人や音楽留学生たちが織り成す青春群像劇。高校生の和哉(入江)は、バイオリン留学のためパリに引っ越し、共同アパートに住むことになる。アパートには地下に通じる秘密の通路が隠されており、その先にある地下社会では、同じ音楽学院に通うレオポルド(山田)などが芸術活動を行っていた。そんな折、何か企んでいる様子の料理記者・川島(山崎)が訪ねてくる、という物語。
弱冠16歳ながらドラマ「恋して悪魔〜ヴァンパイアボーイ」(フジ系)や「名探偵の掟」(テレビ朝日系)などで活躍した入江と、「クイズ!ヘキサゴンII」を中心に活動し、2/10(水)にはサーターアンダギーとしてCDデビューも果たす山田の二人は、今作が舞台初挑戦。
入江は「まだ調整ができなくて、ゲネプロで力を出し尽くしちゃいました(笑)。でも本番も燃え尽きるまで頑張ります!」と意気込む。対する山田は、「いつも通り頑張ります。でも(舞台の中で)何か1つ面白いことをやります」と余裕を見せたが、山崎に「山田くん、最初は段取りの通りにやって!」とツッこまれていた。
また、稽古はとても楽しかったそうで、山崎は「遊んでばっかりいたよね。山田くんは演出家にやめろって言われるのにアントニオ猪木さんのまねを何度もしてた」と明かす。すると山田は「そんなにクオリティ高くないです」と言いながらも取材陣に求められてモノマネを披露。微妙なモノマネに共演者たちの失笑を買っていた。
さらに話題は山田の姉・優のことに。記者の「優さんは(舞台を)見に来ますか?」という質問に、山田が「時間があれば来るんじゃないですか」と答えると、山崎は「うちの姉のリエも来るかも」とまぜ返し、会場の笑いを誘っていた。
最後に、山田は「舞台は表もすごく楽しいんですけど、裏が一番楽しいです(笑)。その楽しさが伝わればと思います」と話し、入江は「いろいろな世代の方に楽しんでいただける作品になっているので、ぜひ見に来てください」とアピールした。
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