中島健人出演作「コンコルディア/Concordia」が、動画配信サービス・Huluにて全6話独占配信中。このたび、同作が海外ドラマ初出演で、日本語吹替も担当した中島よりコメントが到着した。
「ゲーム・オブ・スローンズ」の主要プロデューサーの一人で、数々のエミー賞受賞歴を誇り、「ジョン・アダムズ」や「ローマ」、Huluで配信中の大型国際ドラマ「THE SWARM/ザ・スウォーム」など話題作を次々と手掛けるフランク・ドルジャーが製作総指揮を務める、Huluオリジナル「コンコルディア/Concordia」。
本作は、ドイツの公共放送局ZDF、中東のメディア企業MBC、フランス国営放送局グループFrance Televisions、そして日本のオンライン動画配信サービスHuluが参画する大型国際ドラマ。
物語の舞台は、カメラとAIに生活の全てをモニタリングされたコミュニティ“コンコルディア”。自由で公正で人間らしい社会を保証するために作られたこの町で起きた殺人事件を発端に、町だけでなくコンコルディアの理念そのものに一筋の闇を残すことになった。
殺されたオリヴァーはこの町で分析官として働いていたが、彼自身の立場を利用して第三者の情報を不正閲覧していただけではなく、モニタリングは監視だとする反対組織“フェイスレス”にコンコルディア住民の私的なデータを渡していたことが発覚。次第に、このコミュニティが抱える大きな闇が暴かれることに――。
自分自身の役(A・J・オオバ)に対して日本語アフレコをした中島は「とても不思議な気持ちでしたけど、この作業は自分にとってすごくテンションが上がりました」と振り返る。
「(現地では)英語のセリフで芝居をすることに精一杯だったので、日本語を吹き込むことは想定していなかったんです。でも、日本に帰ってきて“日本語で(セリフを)吹き込む”という話を聞いて、とても楽しみにしていました」と語った。
アフレコをする上で気をつけた点を聞かれると、「英語のA・Jと、日本語のA・J、それぞれの声色をあまり変えないように」するため、ディレクターと相談しながら進めたという。
中島が演じたのは、機械学習分野における天才で、コンコルディアのAIを作った最高技術責任者、A・J・オオバで、「僕が今まで演じた役の中でも、すごく愛してるキャラクター」と明かす。
撮影時は「監督のバーバラがストイックにA・Jの役を追求してくれたので、心の機微みたいなものが英語のセリフでも表現できました」と振り返り、「A・Jに対しての思い入れが強すぎた」という中島。注目してほしいポイントを聞かれると「ビジュアル、セリフの話し方、佇まいなど、監督のバーバラとフランクと研究しながら作り上げていったので、全てです!」と力強く答えた。本作は「僕にとって名刺代わりになる作品」と、中島が自信を持っておすすめしている。
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