松本若菜が主演を務めるドラマ「わたしの宝物」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系/FOD・TVerにて配信)の第9話が12月12日に放送された。前回ラストからのW修羅場の続き。冒頭から強烈な展開が繰り広げられた。(以下、ネタバレを含みます)
本作は、夫以外の男性との子どもを、夫との子と偽って生んで育てる「托卵(たくらん)」を題材にした、ひりつく大人の恋愛ドラマ。大切な宝物を守るために悪女になることを決意した1人の女性とその夫、そして彼女が愛した彼、3人のもつれあう感情を完全オリジナル脚本で描く。
托卵という禁断の選択をする主人公・美羽を松本、美羽の夫で大手商社に勤める優秀な会社員だが家庭では美羽にキツく当たり、モラハラまがいの発言をたびたび浴びせている神崎宏樹を田中圭、美羽の中学生のころの幼なじみで、学生時代からお互いに思いを寄せていた冬月稜を深澤辰哉(Snow Man)が演じる。
次週持越しで注目された、美羽 vs 莉紗(さとうほなみ)、宏樹 vs 冬月のW修羅場。前回どちらかといえば静かな対峙だったが、今回は一気に爆発した。
「薄汚いただの不倫でしょ」「みっともない」。莉紗が次々とののしりの言葉を吐くのを、うつむいて黙って聞いていた美羽。ところが「お子さんがかわいそう」と言われると、顔を上げた。
冬月さんは中学校の頃の友人であり、不倫などしていないと一気にまくしたてる美羽。そして「よっぽど好きなんですね、冬月さんのこと」と指摘したうえで、「そんなふうに思うなら、私に文句を言いに来る前に直接冬月さんとお話になったらどうですか?大切な人なんでしょ?それができないからって、つまらない嫉妬に私を巻き込まないで!」と告げた。
「みっともない」という言葉を返された莉紗は、たまらず美羽の顔に水をかけ、「最悪」とつぶやいた。
「冬月さんとどうかお幸せに」。美羽の最後の言葉は、きっとこれほどに冬月を思っているのならばと託したかったのかもしれない。ただ、莉紗は冬月にすでにフラれていて、視聴者からは「莉紗が口挟むことじゃない」「莉紗が嘘つかなかったらこうならなかった」といった声が上がった。
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