伊丹や大島の助言があった後のある日、残業中の葵を「面談、やり直さない?」と誘った黒澤。
葵の転勤を推薦したのは、能力を生かせること、キャリアアップになることなど上司としての理由がちゃんとあった。葵はそれを理解しつつも、「黒澤さんと離れるのは嫌で、だからそれでも絶対行った方がいいって確信が持てなくて」と悩んでいたのだった。
すると、「ここからは恋人として話してもいい?」と黒澤。実は、推薦したのは付き合う前で、自分もこのタイミングで決定したことに戸惑ったと打ち明けた。そして「森田さんとは、これからもずっと一緒にいたい。心から思ってる。それは本当だよ。正直、遠距離恋愛はしたことないし、俺にも不安はある。でも俺たちなら、それも乗り越えていけるんじゃないかと思う。お互いの人生も、2人の将来もどっちも大事だから」と告げた。
黒澤の心からの言葉に思わず涙する葵。そして、「安心したら、おなかすいてきちゃいました」とかわいく笑って立ち上がった葵を引き止めた黒澤は、もう一度イスに座らせた後にイスごと引き寄せて顔を近づけた。
社内に誰かいないかと驚く葵に、「誰もいないから…」と言った黒澤はキスをして優しく抱きしめた。
黒澤と葵について、上司と部下、社内恋愛ならではの心の揺れと、ドキドキ感に包まれた第9話。視聴者から安堵(あんど)の声が漏れる一方、坂元と絢香、大島と京のカップルには暗雲が立ち込めたまま。次回、12月21日(土)の放送が最終回となるが、「どうなるのかドキドキする」「みんな幸せになって」との声が上がった。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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