その後のある日、鬼塚に一本の電話が入る。現場に向かうと、なんと麻里が殺害されており、現場には朝陽のナイフが残されていた。犯罪心理学を学ぶ鬼塚の娘の麻里が、犯罪被害者の集うセッションでボランティアをしてたところに朝陽が現れ、犯罪被害者のふりをして麻里に接近し、ひととおり鬼塚について話を聞いた後、車で連れ去り、殺害したとのことだった。
娘を殺され、復讐心を露わにした鬼塚は、ゲームセンターで朝陽を見つけ、なぐりかかる。従業員に引き離され、一時、見失うものの、プリクラ機にかくれていた朝陽を発見するが、朝陽は何者かに射殺されており、足元には警察官だった鬼塚の拳銃番号が入った銃が残されていた。鬼塚ではなく高野が朝陽を捕らえ、「これ以上はかばい切れません。個人的な感情はありませんのでうらまないでください」と告げ、鬼塚の銃で朝陽を殺害したのだった。
その後、高野は車内でパソコンに向かい、大学生の小峰朝陽殺害事件の容疑者を鬼塚として処理し、消息不明として事件を終わらせた。
鬼塚の衝撃の過去が明らかになり、木原と高野の5年前の出会いも描かれ、「インフォーマ-闇を生きる獣たち-」の怒涛の東京編が幕を開けた。
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