Task have Funが、東京・新宿BLAZEにて単独公演を行った。
同グループは「人生は課題(Task)だらけ、だったらそんなTaskを楽しみながらクリアしちゃおう!」をコンセプトとした3人組のアイドルユニットで、昨年の5月28日にデビュー。ことしはアイドル横丁やTIF、@JAMなどの大型アイドルフェスに多数出演し、着実に知名度を上げていた。
今回のワンマンライブでは、約800人を収容できる新宿BLAZEが満員に。前売り券の段階で完売しており、注目度の高さが伺えた。
「overture」が流れ出すと会場は一気にヒートアップし、「いつだって君のそばで」「全開!Teenage Riot!!」「Rockin' Party a Go Go」「幻想セレナーデ」「ドキドキ☆シュークリーム」を立て続けに披露する。
さらに、夏のイベントでコラボレーションを果たしたParty Rockets GTの「Beyond」をカバーすると共に、熊澤風花と里仲菜月がデュオで「ギュッと、チュッと」、白岡今日花がソロで「部屋の中の天使」をそれぞれアコースティックバージョンで歌うなど、駆け付けたファンを喜ばせる仕掛けが盛りだくさん。
白岡は「『バイオリンとピアノの素晴らしい音色に、自分の歌を乗せていいのか…』と申し訳ない気持ちでいっぱい」と今回の試みを振り返りつつも、ソロを歌い切った表情は晴々としていた。
ステージの転換時には人気曲「3WD」のRemixバージョンが会場を盛り上げる。そして、続けざまに新衣装に身を包んだ3人が登場して「3WD」のイントロが流れると、会場の熱気は最高潮に。
「ロラロラコースター」「ギュッと、チュッと」「ふぁんふぁんエブリデイ」や新曲の「マーブル色の気持ち」、終盤は「TASK」「部屋の中の天使」で駆け抜けた。
途中、ワンマンライブ恒例の課題(Task)を発表。今回は「メンバー3人とアパレルブランド・HTMLが協力して新Tシャツを作る」で、会場に訪れたファンの70%以上がデザインに共感し、“課題クリア”に賛同すればTask達成となるとともに、メンバーがデザインしたTシャツが商品化される。
注目のデザインは「ハンバーガー(ジャンクフード)」。ジャンクフード好きの里仲が考案したハンバーガー、ポテト、ドリンクに、熊澤の公式キャラクターである“ケビンくん”がパティに挟まれる具として描かれた、なんともTask“らしい”一風変わったイラストとなった。
会場が予想外のデザインにざわつく中、里仲らは「私たちセンスあるね!」と自画自賛。さらに熊澤は「70%に満たないと企画が白紙になります。そうなると、すべての大人が困ります(笑)。私たちも悲しいです」とファンの心を揺さぶった。
アンコールでは「Rockin' Party a Go Go」「3WD ワンマンVer.」「TASK」「マーブル色の気持ち」を最後まで全力で歌い上げ、約800人のファンが見守る最高の状況で、単独ライブというTaskをクリアした。
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