坂本龍一プレミアムNYライブが日本の映画館に上陸

2017/10/03 12:00 配信

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坂本龍一のニューヨークライブが日本の映画館で公開決定(C)KAB America Inc./SKMTDOC, LLC

坂本龍一がニューヨークで開催したプレミアムライブが、日本の映画館で上映されることが決まった。

坂本は、2014年に中咽頭がんと診断され、1年に及ぶ闘病生活を送り、2017年春に復帰作ともいえる8年ぶりのオリジナルアルバム『async』をリリースした。

このリリースを記念し、ニューヨークの「パーク・アヴェニュー・アーモリー」で二夜限定のパフォーマンスを開催。わずか100人しか入れない会場で行われたため、“幻のライブ”と呼ばれている。

今回、世界で200人しか体験できなかったこの貴重なライブの模様を収録し、音の空間的配置を5.1chサラウンドで再現した作品が、日本全国の映画館で上映されることが決定した。

本作の監督は、「第74回ベネチア国際映画祭<アウト・オブ・コンペティション部門>」に公式出品した映画「Ryuichi Sakamoto: CODA」と同じスティーブン・ノムラ・シブルが務める。

坂本龍一 PERFORMANCE IN NEW YORK : async」は、2018年1月27日(土)より全国で公開。さらに「Ryuichi Sakamoto: CODA」と共に「坂本龍一 PERFORMANCE IN NEW YORK : async」が、11月3日(金)に先行プレミア上映することも決定した。

「ドキュメンタリー」と「ライブパフォーマンス」という両方のジャンルからアプローチし、現在の坂本の人物像を知る映像記録を、映画館で体感できる貴重な機会となる。

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