一方、12月18日に最終話が配信された韓国ドラマ「照明店の客人たち」(全8話配信中)も話題だ。同作はチュ・ジフン演じる店主ウォニョンが営む路地裏の照明店に風変わりな“客人”たちが夜な夜なさまようように訪れてくるところから始まる物語。
どうやらそこは生と死の境目の世界となっており、話が進むに連れて引き寄せられてきた“客人”たちの過去がひもとかれていくというヒューマンミステリーだ。
“生と死”を扱う作品ということで、ドラマ序盤では不可解な出来事や背筋が凍るような描写も多く「ホラーかと思っていた」「トイレに行けなくなるレベルの怖さ…!」といった視聴者の声が多かったが、12月11日に配信された第5話、6話ではこれまで描かれてきた物語の見え方が180度変わる展開が仕掛けられていたこともあり、「一気に伏線回収された」「点と点がどんどんつながっていく」「鳥肌がたった」などと、度肝を抜かれた視聴者が続出している。
同作は2023年に世界配信され、高い評価を得たディズニープラスのオリジナルドラマ「ムービング」(全20話配信中)と同じくカンフルの原作・脚本による物語。彼が手掛けた新作ということで、どんでん返しを期待しながら視聴していた韓ドラファンも多かっただろうが、本作の展開はあまりにも衝撃的だった。
特に、序盤に描かれたホラー要素たっぷりのシーンが中盤の展開を知ると切なくなってしまうという感情の変化に「泣く予定なかったのに…」「まんまとハマって2周目している」と、多くの視聴者がカンフルの世界観に意表を突かれている。
また、大切な人との生死の別れを考えさせられる場面も多く、伏線回収の衝撃以上に自分たちの人生に置き換えながら、ドラマの内容を深くかみ締めることもできる。
シンプルにストーリーを追って作品を楽しむもよし、自分なりの“考察”を基に楽しむもよし、Xでつぶやいて世界中のファンと共有しながら盛り上がるもよし、それぞれの楽しみ方で話題のディズニープラスのコンテンツを視聴してみては。
◆文=suzuki
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