岡本信彦と福山潤が声優を務めるアニメ「青の祓魔師」。動画配信サービス・Huluでは、現在「青の祓魔師 雪ノ果篇」(毎週土曜深夜0:30-1:00、TOKYO MXほか)を見放題最速配信中。また、2025年1月から始まる「青の祓魔師 終夜篇」も見放題最速配信される。そして今回、岡本と福山による「青の祓魔師“兄弟”忘年会」が12月22日(日)夜6時からHulu独占で無料配信することが決定。それに伴い、岡本と福山よりコメントが到着した。
『ジャンプ SQ.』(集英社)にて2009年から連載中の加藤和恵によるコミック『青の祓魔師』。現在放送中のTVアニメ「青の祓魔師 雪ノ果篇(ゆきのはてへん)」では運命と対峙する霧隠シュラのエピソードや、正十字騎士團の闇が浮かび上がる物語が展開されている。
2025年1月から放送される「終夜篇(よすがへん)」は、燐と雪男の出生の秘密である“青い夜”の真実に迫る物語。
また、「青の祓魔師」で兄弟役・奥村燐を演じる岡本と、奥村雪男を演じる福山が、忘年会&誕生日会(奥村兄弟は12月27日生まれ)を開催する。
最新作の「終夜篇」を含めたアニメ「青の祓魔師」の見どころや、ここでしか聞けない裏話をたっぷりと語り合う。
収録後、岡本と福山の2人へのインタビューに成功。いよいよ「終夜篇」が始まるということで、アニメ初放送から13年、本作に対する想いを改めて聞いた。
岡本は「“青い夜”とは何だったのか、物語の芯に迫るのが『終夜篇』なので、その部分を扱えるのが本当に嬉しいです!」と喜び、続けて福山も「本当に嬉しいです。そしてファンの人たちにまた帰ってきて観てもらえることが何より嬉しいです」と明かす。
また「終夜篇」の台本を読んだ時の印象を聞いてみると、岡本は「まずタイトルが面白いネーミングだなと思いました。そして今回のお話では、燐が過去に連れていかれるわけですが、『青の祓魔師』の主人公は燐のはずなのに、どこか別の場所にお邪魔しているという感覚がありました。それほどこれまでとは違うお話になっていると感じました」と語った。
福山は「過去、我々にいったい何があったのかという部分を目撃していきます。ただ、雪男が目撃していない部分も多々あるので、そこがどう紡がれているのか、OAが楽しみです」と本編の放送が待ちきれない様子。
そして今回の「“兄弟”忘年会」の収録で、声優としても先輩である福山に、最も聞いてみたかったことを岡本に尋ねると「今回の収録で『青の祓魔師』の魅力というものを再度お聞きできて、まさにその通りだなぁと思うことが多々ありました。番組を通して深くお聞きできて良かったです。あとはやはり頭の回転がとても速くて(笑)。親父ギャグって言ってしまうとあれですが、韻を踏むテンポが速かったです(笑)」と周囲の笑いを誘う。
また福山は、「信くん(岡本)は僕と会話のテンポがすごく合って。2人とも淀みなくおしゃべりするので、とてもたくさんのトピックを話すことができたのではないかなと思います。実際、こういった収録に限らず2人きりでご飯にいったことはまだなかったので、とてもリラックスした状態で『青の祓魔師』のことをお話しできたのが良かったです。そういった雰囲気を観ていただくだけでも皆さんには新鮮に映ると思いますので、楽しんでいただけたら嬉しいです」と語った。
最後に「終夜篇」の見どころをネタバレギリギリで尋ねてみると、岡本は「なぜ青い炎を授かっているのかというところも含めて観ていただきつつ、(奥村兄弟の父親代わりだった)獅郎がなぜ聖騎士(パラディン)だったのかも描かれています。では、獅郎が聖騎士になる前の聖騎士はいったい誰だったのか?その物語もしっかりあり、さらにその聖騎士のセリフも意味深なものばかり…。謎が解明されたと思いきや、また謎がでてくる。そこもまた『終夜篇』の魅力だと思いますので、ぜひ楽しんでいただけたらと思います」と語る。
福山は「TVアニメ1作目から言及されていた“青い夜”という一日、その部分がようやく明かされます。我々奥村兄弟の出生のタイミングであったり、そこに至るまでのユリと獅郎、そして魔神(サタン)との触れ合いがなんだったのかという部分を知れることで、今まで戦ってきたことの見え方も変わるはずです。これから核心に迫っていく重要なエピソードですので、ぜひとも皆さんには目撃者となって受け止めていただきたいです」と締めくくった。
「“兄弟”忘年会」はここでしか聞けないアニメ「青の祓魔師」の裏話が盛りだくさんとなっている点も、見どころの一つとなっている。
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