それ以来、関係が気まずくなってしまった涼と律は、大河と別れた恵と恩田(前原滉)のウエディングパーティーで久しぶりに顔を合わせる。勇気を出して声をかけようとする涼に、「2人で会ったり、話したりするの、これで最後にして」と冷たく言い放つ律。涼は一番大切な友達を失ってしまう。
律とは前のような関係でいられなくなるが、ある日、涼は律と話す機会を得る。「律との友情がない生き方は私には考えられない」と言うと涼は持っていたボールペンを出して、「これ。もう一度、友だちになってもらえませんか?」と尋ねる。律は「友情の証、受け取った」とほほ笑む。
律が唐突に「台風一過ってあるじゃん。あれさ、昔…台風の家族だと思ってた」と言うと、「もしかしてだけど、どうでもいい話? 今する話じゃないっしょ」と涼。すると律は「いいじゃん、最近、思い出してさ。こんなどうでもいい話、涼にしかできないから」と言って笑うのだった。
涼にどうでもいい話をする律の優しさにジーンとしびれた。SNSでも「律いい男すぎるな!」「律、優しい~」「最終回、面白かった!」とコメントが寄せられた。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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