<M-1グランプリ2024>令和ロマン・高比良くるま「岸田さんを笑わしてあげたい」ヤーレンズ、真空ジェシカなどファイナリスト9組から意気込みコメント到着

2024/12/20 13:40 配信

バラエティー

ジョックロック・福本ユウショウ「“漫才すげぇ!”と心から思った」


――過去のM-1レジェンドで印象に残っている/意識している漫才師はいますか?

令和ロマン(高比良くるま、松井ケムリ)

高比良:和牛さんです。漫才コントの最高峰だと思っていますし。2018年のネタ「オレオレ詐欺」を超えられたらいいなと思って漫才をやってます。

松井:霜降り明星さんですね。“若チャンピオン”ですし、僕は歳が1個しか違わないんで。(M-1優勝後の)動きとかも参考になって、いろいろ勉強になります。

ママタルト(檜原洋平、大鶴肥満)

大鶴:ウエストランドさん。言わないと井口さんに怒られるので。

檜原:ウエストランドさんはもちろん印象に残っています。どのチャンピオンもウエストランドさんの前ではくすみます。

大鶴:ひれ伏したほうがいいです。

檜原:中3の冬に見たM-1で、チュートリアルさんが優勝してて。すごく面白くて、M-1を見終わってトイレに行って、「僕もこのM-1に出たい!」と思ったことが記憶に残ってます。

大鶴:僕はアンタッチャブルさんです。中1で見て、面白すぎて、いろんな子に「漫才やろう」って言いました。

「M-1グランプリ2024」ママタルト(C)M-1グランプリ事務局

バッテリィズ(エース、寺家)

エース:印象に残ってるとかはないですけど、好きなんはアンタッチャブルさんです。なんか、一番面白かったです。芸人になってからM-1を全部見ていって、面白かったですね。一番。でも、意識するとかはないです。

寺家:僕は中学のときにM-1を見て芸人になりたいと思ったんですけど、きっかけとしては笑い飯さんが一番デカくて。今「どうやったら超えられるんやろな」と思ってるのはブラマヨ(ブラックマヨネーズ)さんかもしれないです。

ブラマヨさんも最初はあんまボケなくて、そこからちょっとボケていったりしてたんですけど。「ボケずにあのやりとりしたら、もっと会話やろうな」とか。ちょっと、超えられたらいいなあとは思ったりしますね。

ジョックロック(福本ユウショウ、ゆうじろー)

福本:笑い飯さん。僕は大阪生まれ大阪育ちなんですけど、お笑いには全然興味が持てなくて。それが、受験生はラジオを聴くもんやと誰かから聞いて、たまたま芸人さんのラジオを聴いたときに、こんなに面白い人間がおるんや!と。

その年の年末、2003年のM-1で笑い飯さんの「奈良県立歴史民俗博物館のネタ」を見て、完全に撃ち抜かれました。漫才に設定があって伏線回収する笑いがあることに驚いて“漫才すげぇ!”と心から思ったんです。

漫才でM-1を目指そうと思ったきっかけは霜降り明星さんの優勝です。僕がデビューした2012年はM-1がやっていなくて、最初はコントをしていたんです。でもM-1が復活して、霜降りさんの優勝を見たときに、ちゃんと漫才をやりたいと。そこから本格的に相方を探し始めたんです。

ゆうじろー:僕は、お笑いを始めると決めてNSCに入る前の年に霜降りさんが優勝して、こんなにも若い人らで優勝できるんやって衝撃を受けたし、僕もあり得るかもと思って……。

福本:なんでそんなこと思えんねん(笑)。

ゆうじろー:でも、同じ人間やし、年齢もそないに変わらんし、可能性あるなと思って。かなり勇気づけられたし刺激ももらえたのが霜降り明星さんですね。

トム・ブラウン・みちお「今年の決勝ネタも泣いてる子どもに見てほしい」


――今年のM-1グランプリを誰に見てほしいですか?

真空ジェシカ

川北:今年の年始にバラエティ番組のロケ先で、巣鴨のお年寄りが集まる集会所へ行ったんですが、そこで脳ヒーラーっていう、光を浴びたら脳が活性化するっていう40万円以上する機械を2台買わせてもらったんです。そこから運気がすごく上がっているので、巣鴨のお年寄りの皆さんに見てほしいです。

ガク:M-1の決勝に行けば行くほど感じることなのですが……決勝に行ったときに人力舎の社員さんからまったくと言っていいほど、ほめてもらえないんです。「決勝進出おめでとう」も年々言われなくなっていて……。なので、人力舎の社員さんに決勝の舞台を見てもらいたいです。

トム・ブラウン

布川:外国の方に見てほしいです。昔、ビックスモールンさんと一緒に東京タワーでネタやって。海外の方の前で。言葉は通じないんですけど、パチーン!っていい音が鳴ると笑いはあったんで、それは6年前だったんで、今ならもうちょいウケるかもしれないなーと思うので。あと、僕らのネタで、外国人の赤ちゃんが笑うらしいので、見てみてほしいです。まずはケント・デリカットさんから。日本語が分かる方に。

みちお:去年の敗者復活でやったネタが、結構暴力的なネタなのに、子どもが泣き止んで笑うらしいんです。「ポイズン」(反町隆史)と、タケモトピアノのCMソングみたいに。今年の決勝ネタも泣いてる子どもに見てほしいです。なんも考えずに見ても面白いような感じになるといいなと思います。

ヤーレンズ

楢原:誰だろう。ジャスティン・ビーバーかなあ(笑)。

出井:影響力のある人ね。

楢原:これからバズリそうな人、バズらせてくれそうな人に見つかりたいですね。

出井:ジャスティン・ビーバーもいいけど、世代的にはジャスティン・ティンバーレイクかなぁ?

楢原:う~ん。Wジャスティンに見つかりたい!

出井:それと、やっぱり上沼恵美子さんですね。かつてM-1審査員をされていましたし、最近は月に一回くらい番組に呼んでもらっているので。昨年のM-1は「そんなに見ていない」とおっしゃっていたので、今年はぜひ見てほしいなと思います。

エバース

町田:両親が高校の先生なんですけど、僕は中卒なんです。親にはだいぶきついことをしちゃったので、僕たちの漫才は見ていないと思うんですが、M-1は見ると思うので、決勝の舞台で見てくれたらうれしいですね。

佐々木:青春時代を野球部でともに過ごした地元の友達に見てほしいです。

ダイタク

:お世話になった人が山ほどいすぎて……これまで期待を裏切ってきた人全員に見てほしいですね。

:そして、決勝の舞台は、僕たちのことを知らない人にぜひダイタクの漫才を見ていただきたいです。

「M-1グランプリ2024」ダイタク(C)M-1グランプリ事務局