趣里が主演を務めるドラマ「モンスター」(毎週月曜夜10:00-10:54、フジテレビ系/FOD・TVerにて配信)の最終話が12月23日(月)に放送される。
本作は、“常識”にとらわれず、“感情を排除”して相手と向き合う得体のしれないモンスター弁護士・神波亮子(趣里)が主人公。時に法が追いついていない令和ならではのさまざまな問題と向き合い、まるでゲームのように法廷闘争に立ち向かう、異色のリーガル・エンターテインメントだ。
物語の本質を見抜き、独自の解釈のもと裁判を掻き回す型破りな“モンスター”だからこそ、人間が訳もなく悪意に満ちてしまう、“モンスター”になる瞬間を見逃さず、冷静に事件を解決に導き、周囲の価値観を覆しながら影響を与えていく。
亮子に振り回される東大法学部卒の若手弁護士・杉浦義弘をジェシー(SixTONES)、失踪中の亮子の父・粒来春明を古田新太、亮子と杉浦が所属する法律事務所の所長・大草圭子をYOUが演じる。
最終話は――
産廃処理業者のサカミクリーンを調べるうち、帝東電機の産廃物を扱う従業員に著しい健康被害が出ていることを突き止めた亮子。法廷でその事実を公表した亮子は、サカミクリーンの代理人である粒来とともに、帝東電機に対して損害賠償請求を行う計画を立てる。しかし、ある理由から身体に不調をきたしていた粒来は入院することとなる。
損害賠償請求には、サカミクリーンの従業員だけでなく、山遥村の村人たちの健康データも必要不可欠だったが、帝東電機は日本有数の大企業とあって、村人たちはその非を信じようとせず、むしろ、反社であるサカミクリーンこそが悪者だと非協力的。すると亮子は、さくら(前田敦子)と拓未(前原滉)を呼び出し、「お二人にやっていただきたいことがある」とある作戦の協力を依頼する。
裁判では、亮子が帝東電機の従業員にも健康被害が出ている可能性を指摘。しかし、提出された健康データに問題は見当たらない。はたして亮子は、突破口を見出し、“モンスター”を白日の下にさらすことはできるのか。亮子と粒来のいびつな親子関係の結末は―。
――という物語が描かれる。
公式ホームページなどで見ることのできる予告動画では、粒来が倒れ病魔に侵されていることを予期させるシーンからスタート。村民に対して健康被害の可能性を説明をする亮子だったが、村民は受け入れず、主要メディアも裁判を取り上げず、「誰も協力してくれないってことですか」とさくらは落胆する。「VS 巨大企業 いばらの道を突き進め!」というテロップとともに亮子やさくらが奮闘する姿が描かれ、亮子は「今やれることは何でもやる」と宣言。動画の最後では、亮子が涙を流している様子も。
視聴者からは「粒来先生が倒れてビックリ」「亮子とお父さんの関係性がいい感じに見えてきた」「明るい未来のためにも絶対裁判勝ってほしい」「最終回寂しい」などの声が上がっている。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)