勝村政信「評価は他人だから」和田明日香の悩みに俳優ならではの視点でアドバイス<和田明日香とゆる宅飲み>

2024/12/24 12:00 配信

バラエティー レビュー

「和田明日香とゆる宅飲み」(C)BSテレ東

料理家・食育インストラクターの和田明日香がゲストを招き、リラックスして“宅飲み”するようすを映すBSテレ東の人気番組「和田明日香とゆる宅飲み」(毎週火曜夜10:00~)。12月17日の放送では、ゲストに俳優の勝村政信が登場した。

「世の中の大半のものが食べられない」ゲストの発言に驚愕


12月17日(火)放送のゲストは、俳優の勝村政信。舞台やドラマなどで長年活躍を続けている個性派俳優であるほか、サッカー番組のMCも務めているサッカー通でもある人物だ。

今回、勝村は出演に際して3つのお土産を持ってきてくれた。前日まで京都にいたという勝村。西日本限定の「カール(うすあじ)」や、長野のまるたか「天然醸造みそ使用 信州みそラーメン」、さつまいもと米こうじを使った「さつま白波(芋焼酎)」を受け取った和田は、まずは「ソーヴィニヨン2022」というワインで乾杯することに。

勝村の母親は料理が得意ではなかったらしく、勝村は中学生ぐらいから自分でも料理を始めたのだとか。サッカー部帰りに料理をしていた勝村だったが、“父親に似て偏食”ということで「世の中の大半のものが食べられない」などと驚きの言葉を口にする。冗談でもなんでもないようなので、和田は1つずつ具材や料理方法を確認しながら料理を進めることに。

エプロンをつけてキッチンで並び、これまでの料理体験や“反抗期すらなかった”という娘との仲良しエピソードを楽しげに繰り広げる勝村。やがて完成したのは「マグロと黒豆のブルスケッタ風」で、名前の通り「マグロ」と「黒豆」のブルスケッタが2種用意されている。

パンの上にそれぞれブルスケッタを乗せて食べると、和田が「美味しい…考えたの私だけど」とぼそり。すると調理を手伝った勝村が「手柄はもってくタイプ!?」と目を丸くして、互いに笑顔を浮かべる。

和田からの個人的な相談も


次の料理を始めながら、さらにサッカー仲間や娘とのエピソードを語っていく“自称・草サッカー選手”勝村。貝類などは偏食センサーにNG判定を受けてしまったなか、和田はめげずにアクアパッツァを作り始める。

そんななか、勝村は「今日洗い物に来たみたいになってるけど大丈夫かな」と笑いながら洗い物にいそしむ。「来たときよりもキレイよ?」と自慢げにシンクを指さす勝村だが、なるほどこういうところが良いお父さんなのかもしれない。

完成した「簡単アクアパッツァ」は、勝村の苦手な食材を使わずに作られた和田特製。貝ではなくイカや魚を使って海の味わいを演出しつつ、トマトジュースなどで簡単に味を調えた一品だ。ひとしきり味わったあとは、残り汁を使って味噌ラーメンをつくることに。

お土産の「カール」も用意しつつ、「〆のみそトマトラーメン」をつくり終えた和田。そこで改まって、勝村に「1つ相談したいことがあって」と切り出す。放送を自分で見直していたところ、「おいしいと感じているときに表情が怖い」ことに気づいたという和田。その改善する方法を相談するのだが、勝村は「そのままでいいんじゃない?」と意外な答えを返す。

「僕らって、評価は他人だから。他社が評価するから、自分で評価することに何の意味もないから」と持論を語る勝村。「人それぞれでいい」と言われたときよりもしっくりきたのか、和田も大きな声で「なるほど!」と膝を打つ。そんな勝村の言う「自分を殺しちゃもったいない」という言葉は、なるほど他者を演じる俳優だからこそだからだろう。これには「超納得」「たしかに」と和田の目が大きく開かれていた。